読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

フルーツバスケット 21巻 高屋奈月著 白泉社はなとゆめコミックス

 やっぱりまいさんにお借りしました、まいさん毎度ありがとう♪
 
 引き続き、透のお母さんとの因縁を語る夾。それでも夾を好きだと告白する透に、夾は「幻滅だ」と告げて去る。一人になった透の目の前に現れたのが慊人。紅野を刺した刃物を手にしたままの慊人に、透は手を差しのべる。だがその直後、透は崖下に転落。おぼろな意識の中、それでも透は夾を力づける。…

 今さら気がつきました。この作品て、親からの独立を描いてたんだ。
 それがひどい親なら呪縛からの解放になるし、暖かい親なら精神的な巣立ちになるし。
 透が病院に運ばれてからのブラック由希が可笑しい(笑)。夾を責める魚ちゃん、花ちゃんも素敵。
 何となく、ハッピー・エンドに向かいそうな雰囲気です。…どんでん返しがありませんように、と私ですら願ってしまいます。