読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

じゃりン子チエ 1~4巻 はるき悦巳著 双葉社アクション・コミックス

 大阪の下町で逞しく生きる小学五年生の女の子チエが主人公。家はホルモン焼屋だが父親のテツは働かず博打に明け暮れており、実際はチエが運営している。母親のヨシ江は只今家出中。こっそりチエとは会っていて、周囲の人々はテツとヨリを戻させようと画策しているが、何よりテツが意地を張っていてなかなかうまくいかない。
 事態が大きく進展したのは、花井先生が出てきてから。テツの恩師だった花井拳骨はテツの抵抗何するものぞ、ほぼ無理やりヨシ江をチエたちの家へ連れ戻す。居場所のないテツは近所のお好み焼き屋に入り浸り。やがて、草野球の掛け試合を引き受けてきた。
 担保が店と分かって大騒ぎ、猫の小鉄まで引っ張り込んで試合には勝ったが、その後相手は相撲大会でリベンジを謀ってくる。相撲大会には、小学生の部にチエまで出場することになった。まるで気は進まなかったのに、友達のヒラメちゃんがひどい負け方をしたのを見て奮起、勿論大活躍。
 テツはというと花井拳骨先生には可愛がって連れ回され、幼馴染のミツルの結婚式では仲人を務め、憎めない所は多々あるのだが、期待すればそのハシゴは外される。必要以上に達観してしまうチエちゃん。時に大人を窘めつつ、それでも明るく毎日を過ごす。…

 三輪勝枝さんの訃報を聞いて、何となく読み返したくなりました。
 関西では一時期、『じゃりン子チエ』のアニメをエンドレスで再放送していたことがありまして、私も繰り返し見ていました。漫画を読んでても台詞がアニメの声で聞こえてくるくらい(笑)、アニメの原作再現度高っけぇなぁ、さすが高畑勲監督です。三輪さんはヒラメちゃんを演じてらっしゃったんですよね~。
 今読み返すと、「これコンプラ的に大丈夫か?(笑)」と思う箇所もしばしば。再放送されない筈だわ~、でもやっぱり笑ってしまう。でも当時、『じゃりン子チエ』の舞台になった地区出身だった職場の同僚はこの作品を嫌がってましたっけ、住人全てがこんな風だと思われて困る、ということで。その気持ちも分らないではない(苦笑;)。
 テツのヨシ江への思いはねじ曲がったまま、チエちゃんの悩みは尽きません。次巻に続きます。