読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

エイリアン通り 4巻 成田美名子著 白泉社文庫

エイリアン通り」を読むのは多分3回目だと思います。
1回目はリアルタイムで、話の面白さしか目に入ってなかった。
2回目は数年後、シャールの失うことを怯える気持ちに共感した。
3回目が今回、エピソードの甘さが気になった。
…いやな性格になったなぁ(笑)
4巻ではシャールがアラブの実力者の息子だとばれる。翼の居所も親に見つかってしまい、翼をNYに連れ帰ろうとする。シャールは父親の政敵に拉致され、脅迫の材料になってしまう。セレムやジェル、仲間達がシャールを救いだそうと奔走する。…
劇中映画、「フィリシア」も収録。これは以前からの感想だけど、フィリシア体型たくましすぎ。どうせならもうすっかり女の子として描いたらよかったのに、と思ってました。
ここ数年の自爆テロとか拉致人質事件見てると、シャールがさらわれるくだりとかその時の翼の扱われ方とか、すごく甘く感じてしまう。平和な時代の話、だったのかなぁ。
解説が平井和正だったんですが、読んでびっくり! 平井摩利って平井和正の娘だったの!?
これが一番驚きました。