読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

3月のライオン March comes in like a lion 11巻 羽海野チカ著 白泉社ジェッツコミック

 第11巻。

 川本家に自分勝手な提案をする彼女たちの父親・誠二郎に、一歩も引かずに渡り合った零。
 あかり、ひなた、美咲、相米二、川本家の皆が彼の存在の大きさを感じていた…。
 零が自分の幼少期から現在に至るまでを振り返ったスピンオフ「ファイター」も併録。 (裏表紙紹介文より)

 アニメ化も決まったそうですね。ノイタミナかな、MBS頑張れ、と思ってたらNHKだとか。…大丈夫かなぁ;
 前巻でひなたにした零のプロポーズが、すっかりうやむやにされてしまった11巻(笑)。何しろ守護神ユニコーンですよ、懐かしい。零の口から「婚約者」と聞いて思わずよろける島田八段には思わず吹き出しました。
 川本家のお父さんのような、無責任で言わば恥知らずな人、本当にいるのかしら。…いるんだろうなぁ。で、もてるんだなぁ、そういう人が。耳あたりのいいことばっかり言うから。この「厭な人」の描写がとにかく的確で、もう嫌悪感しかない。巧いなぁ。笑いでくるんで、でも重い。美咲叔母さんの「それでも俺の事 ず~っと好きなはず☆」って男の思い込みを言い当てた台詞には、妙に納得しました。
 カロリー摂取が止まらないあかりねいちゃん、でも今は体調を崩して寝込んでいます。零が大暴走を始めそうな予兆、でもひなたのことをとやかく言うけど、この人も恋愛経験はあまりないような…。
 そうそう、ひなたちゃんの部屋には「花とゆめ」がずらっと並んでるのね~。
 次巻に続きます。