読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

大空のドロテ Ⅱ 瀬名秀明著 双葉社 2012年

 『大空のドロテ』、第二巻。

 犯行予告の日、ポレ邸にて。パリ警視庁保安部次長ウェベールやチェスタトンも警護に当たる中、屋敷の地下から煙が上がり、ルパンらしき男がが姿を現す。ルパンが気になって同じく屋敷に潜入したドロテは男から「娘よ」と呼びかけられ、屋敷の外でドロテを待っていたジャンには、トロテに付添ってやってくれ、二人は兄妹のようなものだ、との台詞を残される。
 戸惑う二人をよそに、サーカス団が世話になっていた礼拝堂は疣鼻の男Vに襲われ、二機の飛行機に襲撃される。飛行機からの謎の光で炎に包まれる礼拝堂。必死に戻ったジャンとドロテは、何とかニューポールを救い出し、そのままパリ郊外の飛行場まで逃れる。
 パリでは<虎の牙>事件の後を受けて、ルパンと同一人物と疑われている人物ドン・ルイス・ペレンナと、彼の想い人フロランス・ルバッスールが、二億円の遺産相続をめぐって会合に参加しようとしていた。会議終了後、何者かに浚われるフロランス・ルバッスール。町中の浮浪児を味方につけたルパンによって、その行方が捜索される。それに加わったジャンとドロテは、メダルに隠された謎を解く切っ掛けを掴もうとしていた。…

 ええとですね、ちょっと仕事が立て込んでいて、本を読んではいるのですが何だか頭に入って来ない状況でして。…そんな風ならもういっそ読むなよ、って感じもするんですが;
 で、特に今回は、多分元になったルパンの小説を読んでいないと把握しづらい内容なんだと思うんですよ。ドロテの目の前に現れた人物と、ジャンが会った人物とは別人なんですよね?(本当かよ;)
 『不思議の海のナディア』からは随分雰囲気変わりましたが。
 こんな調子で最後まで読めるのかちょっと不安になりつつ。次巻が最後みたいですね。