初出は2006年。
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男・宮部久蔵は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくる――。
記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。
やっぱりベストセラーになった作品は面白いよな、と改めて感服しました。
その当時にしてみたら理解不可能な価値観、作中では今でも受け入れられてない人いましたもんね。
でもその考えが沁みる人には沁み渡って、宮部久蔵が大切にしていた妻や娘を護って行くことになる。最後に付け足されたエピソード、一流の零戦乗りとしてのプライドを掛けた特攻の様は、間違ってるかもしれませんが、「かっこいい」としか形容がしようがない。
解説が児玉清さんで、これも今となっては財産ですね、百田さん誇らしいだろうなぁ。
記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。
(裏表紙紹介文より)
映画にもなった話題作。やっぱりベストセラーになった作品は面白いよな、と改めて感服しました。
その当時にしてみたら理解不可能な価値観、作中では今でも受け入れられてない人いましたもんね。
でもその考えが沁みる人には沁み渡って、宮部久蔵が大切にしていた妻や娘を護って行くことになる。最後に付け足されたエピソード、一流の零戦乗りとしてのプライドを掛けた特攻の様は、間違ってるかもしれませんが、「かっこいい」としか形容がしようがない。
解説が児玉清さんで、これも今となっては財産ですね、百田さん誇らしいだろうなぁ。