読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

カレワラ物語 フィンランドの神々 小泉保編訳 岩波少年文庫 2008年

 歌で事物を自由に変形させる呪術の力によって、永遠の賢人ワイナミョイネン、鍛冶イルマリネンなど、さまざまな英雄たちが活躍する神話の世界。
 「カレワラ」は、1830年代に、医師であるリョンロートがカレリア地方の農村をたずね歩いて伝承詩を聞き取り、集めた、フィンランドの民族的叙事詩シベリウス交響曲をはじめ、絵画、文学など後生に与えた影響は絶大で、フィンランドにおける至高の古典と言われています。
 岩波文庫フィンランド叙事詩 カレワラ』の訳者による、書き下ろしの物語版。美しく躍動感のある叙事詩をところどころに活かしながら、読みやすい一冊に仕立てました。
 雰囲気たっぷりの優美な絵は、川島健太郎氏の描きおろしです。              (内容紹介より)


 何しろ馴染みのない言葉の数々、名前や地名は勿論、「サンポ」って何、「カンテレ」って??
 一部の言葉は最後に説明がありましたが(最初に気付けばよかった)、とうとう分からないままのものも。…う~ん、馴染みがないにもほどがある(苦笑;)。
 基本的には天地創造から始まって嫁取りとその課題挑戦、でも試練を果たしても認められず略奪婚に走ったり。…あまり好感持てないなぁ(笑)。条件を出す相手が大体父親ではなく母親、ってのは珍しいかも。で、大きいのは歌ですね。歌の力が魔力になる。
 「ばらばらになって川を流れていた肉片を集めて再生」とか、確か他の神話でもあったよなぁ。鍛冶の役割がとにかく大きいのは、北欧神話と似てる気がしました。いや、他は似てないんですけどね。