短編集。ネタばれあります、すみません;
人生を変えてくれたのは、人間ではない何かでした――。
Surfin’ Of The Dead(邦題:サーフィン・ゾンビ)
うん、面白い。
明るく楽しい妖怪譚(笑)。何と言っても『サーフィン・ゾンビ』だろうなぁ、トビに狙われ、魚に食べられながらも妙に前向き、グロテスクな筈なのにユーモラスで、先輩かっこいい。(←何か違う・笑)
このほんわか、のんびりした温かさは個性ですよね~。座敷わらしに水ようかん勧めたり、回り将棋(懐かしい!)に勤しんだりする様子も呑気で楽しい。
素直にほのぼの読めました。
結婚して戻った地元はすっかり寂れていた。名物のマサバが獲れなくなって5,6年、特産物それだけに頼っていたツケでもある。海を眺めながら昼弁当を食べていたら、一年前海に攫われたコータ先輩がサーフボードに乗って帰って来た。しかもゾンビになって。
弟のデート
実家改装のため仮住まいした古い家で、姉弟は座敷わらしに会った。母親が男を作って出て行って以来、高校生の紗良の恋愛観は歪なままだし、中学生の弟 健人は引き籠っている。でも父親の仕事は怖いくらいに順調、座敷わらしのおかげなんだろうか、機嫌を損ねられたらえらいこっちゃと接待に走る紗良。だが姉の思いはどこ吹く風、健人はどうやら座敷わらしに恋したらしい。
泥侍
怪しい男の声がする。通報を受けて倉庫跡地に行った市職員が出会ったのは妖怪泥田坊、しかも自分のご先祖様らしい。ショッピングモール建設が決まっている土地(しかし採算が取れるとは思えない)に居座る泥田坊、上層部は困り顔だが、直属の先輩は妖怪マニアということもあって大興奮。泥田坊を救えないかと奔走する。
ジャッキーズの夜ふかしうん、面白い。
明るく楽しい妖怪譚(笑)。何と言っても『サーフィン・ゾンビ』だろうなぁ、トビに狙われ、魚に食べられながらも妙に前向き、グロテスクな筈なのにユーモラスで、先輩かっこいい。(←何か違う・笑)
このほんわか、のんびりした温かさは個性ですよね~。座敷わらしに水ようかん勧めたり、回り将棋(懐かしい!)に勤しんだりする様子も呑気で楽しい。
素直にほのぼの読めました。