読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

恋物語(コイモノガタリ) 西尾維新著 講談社BOX 2011年

 『物語』シリーズ。
 ネタばれになってるかも、すみません;

 第恋話 ひたぎエンド
1月。戦場ヶ原ひたぎ貝木泥舟に会い、千石撫子を騙してほしい、と依頼する。北白蛇神社で神様になってしまった少女を。
一万円のお布施をエサに会った「神様」は、いかにも騙し易そうな、いわばまだ子供だった。あやとりに興じつつ様子を窺う貝木。勿論千石の家探しも辞さない。簡単な仕事の筈なのに、臥煙伊豆湖は手を引くよう忠告してきたリ(三百万円の手切れ金付き)、ホテルの部屋に差出人不明の手紙が届いていたり、心情的には引っかかることばかりが続く。だがその三百万円を軍資金に神社に一ヵ月通い、さぁ、いよいよ信頼関係が築けたと思った矢先。
貝木は自分の認識が甘かったことを思い知る。千石撫子は、誰も信じていなかった。…


 そうか、撫子の夢、目指すものは、ここでバレたのか。伏線とか何もなかったなぁ(笑)。
 撫子ちゃんの本性「かわいい」の怖さが、いよいよ明らかになりました。でも一応立ち直った様子、貝木はあれ、最後どうなったんだ? 襲った中学生の、性別も書かれてなかったんですが、これは後々繋がってくるのかな。
 とりあえず、セカンドシーズンは終了だそうですが。次巻ファイナルシーズンに続きます。