読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

MBSアニメフェス2018 ライブビューイングに行って来ました。

 10月6日、MBSアニメフェス2018のライブビューイングに行ってきました。MBS毎日放送で放送されたアニメの中から幾つか、生アフレコがあったり主題歌のライブがあったりの大阪城ホールでの様子を、全国の映画館に配信したもの。

 本会場に行く気はなかったので(←おい;)、ライブビューイング実施の発表を待ってHP見に行ったら、…え、今回西宮TOHOでやらないの??? 何で、去年もその前も満席になってたのに!
 何しろ会場が減ったということにショックを受けましたね。早々にチケットの予約を入れました。でも一応一般発売まで行ったみたいなので、じゃあ次回からはそんなには焦らなくて大丈夫かな。
 という訳で、今回は神戸国際松竹での参加です。あれ、でも、気のせいか画面小さいし席もよくない…? 予約なのに…?? もし次も西宮なかったら、今度は梅田にしてみよう;;


 開演10分前くらいから、画面に大阪城ホールの様子が映し出されました。この秋放送開始のアニメやひらパーことひらかたパーク(『進撃の巨人展』やってるからですね)のCMが流れている様子、やがて『機動戦士ガンダムOO』の「乙女座の彼」、中村悠一さん演じるグラハム・エイカーの声が。「ガンダムOOが10周年だというのにラインナップに入っていないとはどういうことだ!?」とイイ声で吠える吠える(笑)。上演中の諸注意を観客に復唱させる念の入れぶり、続いて中井和哉さんの「久しぶりだぜ大阪城!」の叫び声、『戦国BASARA伊達政宗ですね、確かに大阪城久しぶりだろうさ(笑)。「レッツパーリー!」の掛け声を合図にカウントダウン開始。
 歴代アニメとその放送された年数が紹介され、アニメフェスはBURNOUT SYNDROMESの「FLY HIGH!!」、『ハイキュー!!』二期オープニング テーマから始まりました。

 まず、登場したのは山口役の斉藤壮馬さん。もしかして台本持つ手、震えてらっしゃいました?(笑)
 幼い頃からの月島ことツッキーへの憧れが描かれた後、「ツッキー、助けてよ!」と呼ぶ声に応じて内山昂輝さん登場。昨年のMBSアニメフェスの諸注意でパロディになった場面ですね、「たかが部活」から「そんなのプライド以外に何がいるんだ!」への一連の名シーン。ピンチサーバーとしての山口の、逃避と挑戦と、その成功。影で認められていた努力。で、月島パートですね、兄への屈託からの覚醒、バレーにハマる瞬間の「しゃぁぁぁぁ――っ!!」と、牛若への飽くなきプレッシャー(「せ――のっ」もやって下さいました)、ブロック成功の瞬間。
 試合後、「たった一本」と悔しがる月島へ「馬鹿じゃないの?」と怒る山口。元気よく挨拶して帰る斎藤さんに対し、何も言わずに去る内山さん。あわせてるな~(笑)。
 で、BURNOUT SYNDROMES再登場、「ヒカリアレ」の演奏で『ハイキュー!!』パート終了です。

 続いて『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』パートです。子供時代のオルガと三日月の映像の後、河西健吾さん登場。「ねえ、次はどうすればいい? オルガ」から始まって三日月の背景が語られ、細谷佳正さんも登場して火星の状況と境遇が語られ、大人たちに見捨てられた子供達が集まっての鉄華団結成、その為の邪魔者排除を何の躊躇いもなく実行する三日月。
 「革命の乙女」クーデリアの護衛を引き受けたオルガに、「気に入らねぇ!」とユージン・セブンスタークが割り込みます。シークレットゲスト、梅原裕⼀郎さんの登場です。いや~、歓声凄かったっすねぇ。何だ、このフェス、療養明けの声優さんの復帰お披露目の場になってるのか?(笑) オルガへの葛藤が語られ、地球に着くまでのユージンのメイン回(大回転のためのフックの破壊場面ですね)、細谷さんと並んで叫ぶ叫ぶ。
 敵としてギャラルホルン側の説明が――ってガンダム恒例「仮面の男」であるマクギリスが大写しになり、同時に「櫻井孝宏」の名前。おおお、シークレットゲスト第二弾! 続いてガエリオ役の松⾵雅也さんまで!
 松風さんのサイドを大きく横に流した髪型は、役を意識してらっしゃったのかしら(笑)。宇宙での三日月とのやり取り、部下であったアインの思いを受け継いでの戦い。で、舞台を地上に移して、マクギリスの真意が語られ、親友の裏切りを知ったガエリオの驚愕と敗北。
 鉄華団の地球に着いてからも勿論、描かれました。ビスケットの死と、オルガを立ち直らせる三日月の荒療治、で、地上戦のユージンの活躍と問題(話題?)の台詞。オルガに代わって指揮を執り切ったユージン(梅原さん)、観客に向かって問いかけます。
MBSアニメフェスに来てくれたみんな。…俺って、かっこいい?」
 …凄い歓声でしたね。いや、本当凄いよ、梅原さん言い切ったもん、照れもせず演じ切ったもん。私はすみません、声上げて笑ってしまいました。…いや、何だか楽しくて(笑)。
 地上戦の終結、「命令だ、死ぬな、ここから死んだ奴は俺がもう一遍ぶち殺す!」オルガの台詞。それでも続く戦闘に「うるさいな、オルガの声が聞こえないじゃないか」と三日月。全て終わって、「火星に帰ろう」。映像と共に、河西さんと細谷さんがグータッチ、で退場。
 落ち着いた空気の中、TRUEが現れました。レースやフリルを存分に使った真っ赤なワンショルダードレス、アクセントに黒を散りばめた衣装、エンディングテーマ「STEEL―鉄⾎の絆―」を朗々と披露。うん、まさしく朗々と、でした。会場は赤いサイリウムで埋め尽くされてました。

 MBS元アナウンサーの鈴木健太氏の司会で、『ハイキュー!!』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』キャストの皆さん再登壇。「ご挨拶を」と促された内山さん、「恒例のヤツがあるみたいで」と観客に呼びかけます。
「一階席―――!」 続いて斎藤さん「二階席―――!」、
河西さん「ライブビューイング―――!」、細谷さん「男子―――!」(かなり野太い声で・笑)、
梅原さん「女子―――!」(上がった歓声に淡々と対応する梅原さん(苦笑;))、櫻井さん「会場のみんな―――!」。
 「あと、何を言えば…」とちょっとおろおろする風の松風さん、次に出た言葉が「会場の櫻井孝宏―――!」櫻井さん「お―――!」。…櫻井さん、テンション上がってる(笑)。ただし、この場面、ライブビューイングでは上手く映り切ってなくてですね; 一瞬観客席が映って、その後切り替わって、って感じだったのでちょっと惜しい;;
 生アフレコの感想を聞かれて内山さん、「『ハイキュー!!』っていいアニメだなぁ、って」。主演二人じゃなくて自分たちが呼ばれたことに当初戸惑われたとか。でもそうなんだよな、『ハイキュー!!』って青葉城西でも白鳥沢でも、多分成立するんだよな。もう一度「しゃぁぁぁぁ――っ!!」をやることになるとは思わなかった、との言葉に鈴木さん「リハーサルでも全力でやって下さって…」。いや、この場面もですね、実はライブビューイングでは上手く映っていなくてですね; リハーサルやったんなら、ちゃんと内山さん側から映してよ、頼むよう;;
 斎藤さんは本当に初っ端に登場、ってのが緊張されたそうで、しかも台詞が「俺はミスった」からだったのが余計に洒落にならない、と思われたそうで。最初に出た人は毎回噛んでるジンクスがある、とも言われてたとか。…ええと、そうだったっけ?? 
 河西さんに続いて細谷さん、「オルフェンズっていいアニメだなぁって…」「それ俺が言ったヤツ!」「パクった!」とハイキューのお二人がツッコミまくり。「細谷さんこっちにも出てるじゃん!」と畳みかけられて、「今日は『オルフェンズ』で来てるからオルフェンズって言うよ!」「ハイキュー!!の時にはハイキュー!!って言うし」。…細谷さん、何て正直なんだ…(笑)。
 櫻井さんは梅原さんの「俺ってかっこいい?」をからかい、梅原さん「いや、あれ、台詞ですから」「そう書いてあったんですから」 櫻井さん「梅ちゃん以外誰も言えないよね」 ハードルは上がりましたね(笑)。
 松風さんも、オルフェンズのイベントでギャラルホルン側はあまり呼ばれることがないとかで、久しぶりに演じられて嬉しかったと仰ってました。うん、こちらこそ嬉しかった。
 退場時に内山さんがハケる方向間違えたのもご愛敬、鈴木さん「『上手に退場』ってカンペ出てるんですけどね」「ギャップが可愛いですよね」。

 『マギ The kingdom of magic』パートでは、アラジン役 石原夏織さんとアリババ役 梶裕貴さんが登場。梶さん、「俺ってかっこいい?」って観客に訊くし(笑)。シンドバッド王のはからいで、鎖国中の大阪港に着いたという説明に、ああ、今回のオリジナルパートはここか、と居住まい正しました(笑)。「でゅふふふ」と笑いながら、綺麗なおねえさんのいる店に行こう、と繰り出す二人を、せり上がってくる櫻井さんがジャファールとして一喝。ここにも参加して下さるのか、と歓声が上がる会場、櫻井さんにこやかにVサイン出してらっしゃいましたね、何て楽しそう(笑)。
 ミッションは「ダンジョンを攻略してMBSアニメフェスに参加できるチケットを獲得する」ということ、道頓堀だの通天閣ビリケンさんだの、散々大阪観光してからユニバダンジョンへ行くことに。発音、ちゃんとユニバのニにアクセントが来てましたね(笑)。「東のダンジョン デズニの入場者を上回ったそうです」…関西の妙な対抗意識が…;
 「前回、梅田のダンジョンで迷ったそうですね」「それは多分、子猫丸って人のアドバイスを聞かなかったからだと思いますよ」 …またそんな、前回の参加者にしか分からないネタを…(笑)。
 途中、人だかりの中、素っ裸で寝ていた男を確かめたら、シンドバッド王でした。小野大輔さん、サプライズ登場、仁王立ちでせり上がって来ます。沸き上がる歓声に、第一声がやっぱり「俺って、かっこいい?」 …爆笑。
 「金属器をどこにやったんですか!?」とジャファールに叱られるシンドバッド王、「そこに座りなさい」と正座で説教食らう羽目に。ようやくユニバに辿り着いたら、そこには巨人の姿が。「駆逐してやる―――!!」と梶さんリフトで上がった状態で絶叫、小野さんまで「ウォールマリア奪還!!」の掛け声。
アラジンの「アリババくん、どうしちゃったの?」の声に我に返ったアリババ、「急に死に急ぎたくなって」。
 後はもう、「違う番組」のオンパレード。『七つの大罪』のメリオダスが「さてさてさ~て」と言い出すと、画面には巨人族ドロールが映って小野さんが吹き込み、グリアモールの櫻井さんまで出て来て、「ジャファールさんまでどうしちゃったの??」。石原さん、ツッコミ大変です(笑)。一瞬映った黒執事、ここらへんが映画館では分かりにくかったんですが、『黒執事』にも櫻井さん出てらっしゃいましたよね、その役やったのかな? はっきり確認できたのはその次、『コードギアス』のスザク「そのギアス確かに受け取った」からなんですが。
 アラジンの「ソロモンの知恵」で混乱をおさめ(笑)、ホテルに戻ってシンドバッドがフロントに預けてた金属器を確かめて、いよいよシリアスパート。二期のクライマックスですね、ジャファールの状況説明からアラジンが叫び、アリババが駆け付け、シンドバッドが必殺技を繰り出す。
 『マギ』に関しては、私は一期前半のクライマックスが好きだったんですが、あの辺りはまだシンドバッドそんなに活躍してなかったんだったっけ。

 『マギ』パートが終わって、スクリーンに「next animation is…」の文字が映って…と思ってたら、いきなりその映像が崩壊。
 『天元突破グレンラガン』のロゴが浮かび上がり、ステージ中央から中川翔子さん登場、『空色デイズ』熱唱です。…あれ元々TV東京だったっけ、なかなか蜜月関係結んでるなぁ(笑)。そういえば『銀魂』に黒子乃太助出てましたっけ。
 しょこたん、黒を基調にしたレースたっぷりのドレス、差し色は紫。間奏の「回して、回して…」の掛け声には、よくハマってるなぁ、と感動してました。MCでは「下で生アフレコ聞いてたんですけど」とこのフェスに触れ、「心の冒険の書にセーブします」。うん、しょこたんもきっと楽しかったよね。で、『マギ』から、エンディング「The Bravery」をカバー。…この二曲のためだけか~、贅沢だなぁ。
 
 『血海戦線&BEYOND』は、阪口大助さんの台詞「ハロー、ミシェーラ」から。
 レオナルドの大変な日常から秘密結社ライブラの面々が紹介され(阪口さん叫んでたなぁ)、BEYOND初回の病院消失のエピソード、クラウス役小山力也さんサプライズで登場です。右手には赤いグローブ、左手には十字架のついた、あれは何と言えばいいんだ、メリケンサックというか籠手というか、を身につけてらして、ああ、愛情持って下さってるなぁ、とちょっと感動。「傍らには彼がいてくれた」の台詞の後、スティーブン役の宮本充さんがせり上がって来ました。おお、何て贅沢な、でも大丈夫、必殺技言える!?(←失礼)。いや、最初どこで区切っていいのかもよく分からなかった、ってラジオかなんかで仰ってたから;;
 演じて下ったのはもう一遍、ミシェーラの婚約者が実は…の「タートル・ナイト」の回でした。
 よかったんだ、よかったんだけど、…UNISON SQUARE GARDEN出ないのかぁ;; 私、ライブあるかな、と期待してたんですよね~;;

 『マギ』と『血海戦線』出演の声優さんが再登壇、紹介されながら小野さんと小山さんがふざけるふざける(笑)。でも櫻井さんの姿はなく、「仕事でもう帰られました」とのこと。ぎりぎりまでいて下さったんですね。
 『マギ』については、とにかく久しぶりで嬉しかった、と皆さん口々に仰ってました。梶さん「言霊ってあるんだなぁ、と…」 そう、昨年ラストに仰ってましたものね。小野さんは石原さん成長っぷりに、感無量のご様子でした。
 阪口さんは、とにかく「正式な」作品で呼ばれたことを喜び、「前は訳わかんないままこそこそ新幹線に乗せられて…」。そうか、この頃は声優さんも顔ばれしてるから、一般の人に見つかって呟かれても台無しになるんだな。
 小山さんはとにかく緊張されたようで、「本番になったら絵が違うんですよ!」「出番前にスタッフに『ハクが、ハクが落ちてます!』って言われるし!」。…ああ、「箔」ね、舞ってましたね。動揺しきりだったようです(笑)。小野さんの「衰え…」って言葉に反応して声を上げ、阪口さん「キーワード与えないで下さい!」ってツッコミ入れたりする一幕も。
 宮本さんは宮本さんで、いつになく台本チェックしたり練習したりしている小山さんを見てやっぱり緊張し、車の中でずっと練習していて「声が枯れてしまいました」「スティーブンはこんな声じゃないんですけど」。…いえ、大丈夫です!(笑) 
 宮本さんに関しては、私、映画『マネキン』TV放送で「何ていい声…!」とお名前覚えた方で、つまりかなり年季が入って好きな声優さんでしたので、動くお姿見られて幸せでした(笑)。

 皆さん退場後、再び梶さんの朗読。「壁の向こうには海があるという。壁の向こうには、俺は、何があると思っていたんだろう……」 紗幕の向こうから現れました。
 スクリーンには『進撃の巨人』の映像、あ、今年もあるの?と思ってたらタイトルの下に「Season3」の文字。…え、第3期をやるの?? 思わず座り直しました(笑)。本当についこの間見た映像が流れましたよ、…え、これ、今、N〇Kで放送してるヤツだよね??
 小野さんも再登場してエルヴィン団長の過去を語り、現在の境遇と賭けの内容を明かし、エレンとヒストリア奪還へと動き出します。…この流れだとさぁ、と思ってたら、やっぱり! リヴァイ兵長登場! ベージュのジャケットに白いスカーフの神谷浩史さん、これはキャラクターを意識した衣装なんでしょうか、3度目のシークレット参戦です! さすが、秘蔵っ子!(笑)
 …何かね、こうなったら、山路和弘さん出て来ねーかな、三上枝織さん隠れてるんじゃないのかな、と思ってる自分もいて大変(苦笑;)。いや、神谷さんだけで十分なんですけど、人間贅沢には慣れていくもので;; リヴァイが刀薙ぎ払うと、神谷さん同じように体幹捻ってらっしゃいました。
 すっかり落ち込んでるエレンの救出、ロッド・レイスの巨人化、「切り札」巨人エレンの投入。エレンの「言うこと聞け、このチビオヤジ!」の雑言に反応してジト目で睨むリヴァイ、ってのを実地でやって下さいました。ラストはリヴァイの「お前ら、ありがとう」まで。

 がらりと雰囲気変わってライブパート、『マクロスF』から中島愛さん白いドレスで登場。曲は「星間飛行」、私、これ見てなかったんですが、有名ですよね。「キラッ☆」っていうのも何故か知ってるし(笑)。会場は緑のサイリウムに染まってました。

 最後は、『魔法少女まどか☆マギカ』。ほむらちゃんの台詞から始まり、あ、てことは斎藤千和さんの出演ないのか、残念、とちょっと思ってしまった。まどかちゃんのおどおど、たどたどした台詞回しが可愛らしい、悠木碧さん、フリルたっぷり、オフホワイトのオーガンジードレスと帽子で登場です。
 続いてキュゥべえ登場と共に加藤英美里さん、美樹さやか役で喜多村英梨さんも登場。喜多村さんは黒のドレスにヘッドドレスも黒で統一されてました。
 ただただ可愛いように見えたキュゥべえの真の目的が、マミさんの死やさやかの絶望からの異変で徐々に明らかになり(キュゥべえが穴だらけの自分をはぐはぐ食べる場面もやって下さいました)、ほむらちゃんの繰り返される必死の願い、そしてまどかの決意。悠木さん、涙流しての熱演でした。
 
 ライブパートはTrySailが登場、これもシークレットですね、というかアーチストは全員シークレットだったんですが、『マギアレコード』のテーマソング「かかわり」と『まどか☆マギカ』のオープニング「コネクト」をTVサイズでカバー、歌って踊られました。「コネクト」は10話のラストに流れて号泣したんだったよなぁ、そうか、ここから物語は始まったんだ、って。

 声優さんのトークパート、キャラクターを引きずって挨拶される梶さん、小野さん(何しろ「二階席、進め―――!」ですもんね)に対しとにかく軽い神谷さん。梶さん、小野さんは立て続けの出演だったので、切り替えが大変だったとか。
 放送局の名称を口籠るキャストの皆さんに代わり、司会の鈴木さん「現在、NHKで絶賛放送中ですね」「いいんですか?」「MBSそういうのあまり気にしませんので」「皆さん、見て下さいね~、関西ちょっと時間帯遅いんですよね~」 …ご立派です(笑)。
 加藤さんは「女の子のみんな~、僕と契約して魔法少女になってよ~」。「いや駄目だって!」と止められてましたね、でも会場の皆さん「お~!!」って応じてらっしゃいましたけど。喜多村さんは「みんなのソウル・ジェムは濁ってますか~?」 濁っちゃ駄目だって(笑)。
 クライマックスで涙を流してた悠木さん、初めは「いえ、何のことでしょう」と否定されてたのですが、「いや、しんどいな、と思って」。これまでも何回か演じる機会はあったそうなのですが、その度泣いてしまうそうで、「リハーサルでも泣いてしまって」。「本番でも危ないな、と思ってたんですがやっぱり泣いてしまいました」とのこと。「虚淵さんの脚本はキツイな、って」って仰ってたのは喜多村さんだったかな。放送から七年経っていることもあって、ちゃんと「さやか」だったかどうかを凄く気にされてました。何度も「似てた? 似てた?」と尋ねられて。

 声優さん達も去って、鈴木さんも「さようなら」って退場して、「2002年からはじまった~」ってナレーションが流れて(これ去年も同じようなの見たなぁ)、でもこれで終わりじゃないよね、ってまぁみんな信じてない信じてない(笑)。
 「これからもすべてのアニメーションへの応援をよろしくお願いいたします」と女性アナウンサーの声で流れた後、同じ文言が内山さんの声で流れ、河西さんで流れ、梶さん、石原さん、坂口さん、悠木さんと続いて8回目は小野さん。「これ、一万五千四百九十八回繰り返すんですか?」
 え、このキーワードは、とざわついてたら、スクリーンに「涼宮ハルヒの憂鬱」のロゴ。会場の皆さん悲鳴ですよ。え、カドカワ版権厳しいんじゃなかったっけ??(←おい;) 
 『涼宮ハルヒの憂鬱』の文化祭の映像が流れ、で、バンドを背に平野綾さん登場。あの長めのボブカットは、ハルヒにあわせてらっしゃったんじゃないかしら。シルバーのドレスで、映像にあわせて劇中歌「God knows…」を熱唱です。歌が終わると平野さん、「時間がなくて2曲しか用意できなかったけど…」とMC。これはライブビューイングでの私の印象ですが、何か会場がこの台詞にあまりぴんと来てる様子がなくて、ちょっとやきもきしました。これって、ハルヒの台詞そのままじゃん!?
 平野さん、そのネタばらしした後、「SOS団参上!」。そしたら茅原実里さん、後藤邑子さんが登場して「ハレ晴レユカイ」ですよ、ED画像と一緒に皆さん踊ってるんですよ、あの振付覚えてらっしゃるんですよ、すげえ。

 平野さん「これで最後だと思う」と退場、MCの鈴木さん「『涼宮ハルヒの憂鬱』、TOKYO MXの放送でしたね」。…本当、気にしないな~(笑)。で、とうとうキャストの皆さん勢ぞろいです。
 一人ずつご挨拶を、と促されて喜多村さん、「以前『BLOOD+』で出て以来…」ええ、覚えてますよ、喜多村さんを覚えたのはあの作品でした。たまたま初回を一緒に見ていたうちの母、未だに「あの女の子どうなったん?」って訊いてきますよ、沖縄のお墓の中で寝てる、とはちょっと言い辛い(苦笑;)。『マギアレコード』の宣伝をされた後は血海戦線の皆さん。
 宮本さん「裏で一時間半ほど休んで、喉が回復しました」 小山さん「平均年齢上げてすみません」、グローブのためにページがめくりにくくて、いっぺんに何枚も台本捲っちゃうんじゃないかとはらはらしたとのこと。久しぶりにアラジンを演じられた嬉しかった、という石原さん、梶さんは「言い続けるって大事ですね」と『マギ』第三期を希望し、次は小野さんご挨拶…の前に、先に帰られた櫻井さんの置き手紙の代読を、ということになり。といいながらもその手紙を読み上げる櫻井さんの声が流れてですね、ちょっとおろおろする風の小野さんに、櫻井さん「手紙の裏に書いてある言葉を読み上げて下さい」。「裏ですね?」
 いきなり轟く雷鳴、落ちる稲妻、スクリーン越しに小野さんに直撃です。同時に小野さん、「ありが特大サヨナラホームラン!!」の叫び。スクリーンに大きく十四松が映り、客席からは悲鳴が。声優さんたちは上手と下手に別れて退場、真ん中からA応Pが現れ、歌は勿論「はなまるぴっぴはよいこだけ」。観客のサイリウムの色はとりどり、多分その人の推しの色なんだろうな。A応Pの皆さんは『おそ松さん』の映画の宣伝をして退場されました。

 今回、声優の皆さん全員ヘッドマイクを着けてらしてですね、何かの拍子に声が聞こえる訳ですよ。この時も宮本さんが何か尋ねてらっしゃるな、と言うのが聞こえてですね、悠木さんが「これで終わりです」「もうないです」って答えてらっしゃるのがこっそり聞こえてですね(笑)。阪口さん「よそに訊かずに、うちうちで処理しましょうよ」って、これは大きな声で仰ってましたね(笑)。
 挨拶の続きを、ということで小野さん、何だかへとへとになりながら「そうでしたね、僕が途中だったんですよね」 鈴木さん「いや、この空気で何ですが、内山さんお願いします」 内山さん「俺!?」「この流れで俺!?」
 「みんなもう最初のこと忘れてますよ」「俺、わなかのタコ焼どれだけ食べたか!」 ケータリングですね、美味しかったですか?(笑) 「皆さんのトイレ事情が気になるくらい盛り沢山でしたね」…ええ、本当に(笑)。
 河西さんは新しいイベントの告知と「映画化を忘れてはいません」。隣の細谷さんもそうそう、とばかりに頷いて河西さんとグータッチしようとするんですが、…タイミングあわない(笑)。最終的には河西さん、細谷さん、梅原さんと三人並んで左手人差し指を天に向け「止まるんじゃねぇぞ」をやって下さいました。
 神谷さんは「映画『おそ松さん』、宜しくお願いします~」…って、一応MBSアニメフェスなんですけどね(笑)。神谷さん今回、MBS作品では出てなかったんですね。
 で、漸く小野さん(笑)。まだちょっとへろへろが残ってる感じで、「何から始めればいいのやら」。「順番に行きましょう」ということで、「SOS団が」「12年前ですって」。本当、小野さんシークレットなのに出ずっぱりでしたね(笑)。


 何しろ記憶だけに頼って書いた記事です、大体こんな感じだった、ということで細かい描写違い、台詞違いはお許し下さい; 順番もちょっと自信ないな;;
 という訳で、まぁ今回も楽しかった。台風がどうなることかと思いましたけど、何しろ直撃じゃなくても電波状況が悪くなったら映像ぷっつり途切れますからね、タイタンシネマライブで経験したことありますからね、当日朝まで心配してたのですが、無事に済んでよかった。
 「10年に一度のアニメフェス」がコンセプトなんだそうですが、でもそんなに待たなくてもまたやりますよね? 少なくともオルフェンズはやるな、と思いましたよ、後半は次回に取っておいたんでしょう?(笑)。
 私は声優おたくなので、これだけ勢ぞろいして下さったら本当に嬉しい。でも、出演バンドが減って来た気がするのは気のせいかしら。私は音楽にほぼ興味がなかったのですが、2015年開催のこのイベントで、ライブパフォーマンスの楽しさにちょっと目覚めたもので。
 とにかく、幸せな気分で帰路に就いたのでしたよ。次もあったらいくぞ~、ってなもんで。このイベント楽しむために、MBS放送のアニメできるだけ見よう、と少しは思うくらいに(笑)。これだけサプライズが続いたら、次回開催内容の期待値がとにかく上がってしまいますね、大丈夫かしら(笑)。
 楽しい時間をありがとうございました。