読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

神戸ゆかりの美術館『鋼の錬金術師展』に行って来ました。

 6月23日、『鋼の錬金術師展』に行って来ました。
 会場は神戸ゆかりの美術館です。

 

 『鋼の錬金術師』は荒川弘氏が2001年から2010年まで月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)に連載していた大ベストセラー漫画。全世界シリーズ累計発行部数7000万部を超えているそうで。
 カラー約60点を含む170点を超えるコミック生原稿を中心におよそ220点の原画や資料を展示、会場ではTVアニメ版の声優(朴璐美さんと釘宮理恵さん)による展覧会録り下ろしの音声ガイドや、展覧会記念グッズの販売もあり。(しかもグッズ販売所の名前が『ハボック雑貨店』…!)
 今冬公開された実写映画化を記念し17年9~11月に東京と大阪で開催された同名の展覧会から、漫画原画に絞って再構成されたもの。 …だそうで。
 今回は友人と連れ立って、4人で参加です。皆さん、お付き合いありがとう♪

 

 神戸ゆかりの美術館は初めて行きました。いや、前々から色々面白そうな催しやってるな、とは思ってたのですが、私の住んでる所からはなかなか行きにくい所にありまして;; 今回は友人が車を出してくれました。…うん、確かに車の方が便がいい。駐車場から美術館へ行く方法が分かりにくかったけど;;

 

 会場に入る前に諸注意を掲げた立て札がありまして、ここで心を鷲掴みにされました。ピクトグラムがとにかく可愛い…! 「撮影禁止」だの「お手を触れないで下さい」だのの図案がいちいちハガレンに因んでるんですよ、まあ何て愛情が籠ってること!

 

 連載第一回目のカラー原画から始まった展示、エドの履いてるブーツの底が赤いことに改めて気が付きました。…え、ルブタン??(←おい;)
 荒川さんの絵の上手さはとにかく定評がある所、堪能しましたね。「ちょっとインク擦った」くらいにしか、ホワイト修正の跡がない! うわ~、入れ墨とかいちいち描き入れてるよ、錬成陣細かいよ、機械鎧だって面倒臭いよ。(←どこ見てんだよ)
 後、友人間で話題になったのが効果音の入れ方のうまさでした。この場所に、この字体で、この大きさで、絵や話を邪魔しないように、でも違和感なく効果的に。「こういうのはセンスと慣れしかないんだけどね」とは友人の弁、慣れはともかく、センスってのは「あるかないか」だからな~、なきゃ磨きもできないもんな~;

 

 開場時間の10時過ぎから2時間弱で見終えて、そしたら入り口にはちょっとした列ができていました。昨年末に大阪でやったばかりなのに、こんなに人が来るとは…!
 なのに、私たちはお昼を食べる場所を見つけられず、すごすごとその場を後にしたのでした。…いや、雨が降ってたからその辺りをぶらぶら散策することもしにくかった、ってのもあるんだけどさ、もうちょっと集客した後の引き留め方を考えた方がいいぞ、六甲アイランド!?

 

 とりあえず、久しぶりに見たハガレンはやっぱり面白かったのでした。展示方法も愛情たっぷりだったなぁ。主催者側がおざなりじゃない、ってのは本当に嬉しい限りです。