読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

おおきく振りかぶって 24~27巻  ひぐちアサ著  講談社アフタヌーンKC

 秋季大会第一試合、西浦は優勝候補の千朶高校と。
大幅に打順が変わり、4番花井 5番田島、田島は監督の正確な意図を理解すると共に、花井を意識することに。
 フォーム改造に手を付けはじめた三橋は、いつもよりはコントロールがままならない。
 西浦打線は千朶の一年生投手を地道に打ち崩し、二回裏に二番手を引きずり出す。
 追いつ追われつの試合展開の中、西浦高校は打ち負けてはいないが徐々に点を取られて行き、6回表には8点の大量失点。
 6回の攻撃のため二番手投手には代打が出て、7回裏からは千朶のエース宮森が登板。千朶高校の捕手は、西浦の打者にエースの実力を確かめさせるように色々な球種を見せてやり、西浦打線を封じ込める。結果、千朶対西浦は7回でコールド。
 中間試験を控えて、三橋、阿部、水谷は田島の家で自主練。その帰り、百枝コーチに「裏の筋肉をつかうこと」を言い渡される。故障しないためのバランスを取ることを。…


 相変わらず、一球一球の描写をする試合展開。三橋の勝手なフォーム改造に怒りながらも、阿部は自分が三橋を見くびっていたことに思い至ります。
 また、相手チームのキャッチャーが凄くいい子で!(笑)。本当に野球好きなんだなぁ。
 誰よりも監督の意図を汲む田島、野球に対するセンスがいい、ってのはこういうことも関係してくるんだろうな。しかも感覚だけではなく、ちゃんと言葉にして説明できるんだもんな。
 コーチの「故障はさせない」の言葉が重いです。
 次巻に続きます。