３月のライオン March comes in like a lion 12巻 羽海野チカ著 白泉社ジェッツコミック

　第12巻。

　雷堂から鹿児島での土橋とのタイトル戦に招待された零は、誠二郎との再会で消耗していたあかりとひなたとモモを一緒に連れて行く。
　また零は自身も、東京に戻り、滑川との初公式戦に臨む。
　棋士たちの激戦の日々を経て、皆が楽しみにしていた三月町の夏まつりがやってくる。　（裏表紙紹介文より）

　零君の、あかりねいちゃんの相手探しが本格化しはじめた一冊。野口先輩ややリード（笑）。
　二海堂晴信坊ちゃんと愛犬エリザベスの一日を経て、藤本雷堂棋竜と土橋九段の勝負。女癖が悪い藤本棋竜の家庭の顛末が描かれた後、零と滑川七段の順位戦です。
　ラストは夏まつりのひととき、あかりねいちゃんのお相手はどうやら林田先生か島田八段、どちらかになるようで。…でもアシスタントさん達からは、「島田×林田だ！」（あれ、林田×島田だったかな）と騒がれた、と確か『ダ・ヴィンチ』のインタビューで仰ってたような（苦笑；）。
　ジョジョのパロディがあったり、心に話しかけるぱいせんがいたり、相変わらずおそうめん食べ過ぎる姉妹がいたり、今回は明るめの展開です。そうそう、あかりねいちゃん、お酒飲むのね～。

　アニメの方はいよいよ宗谷名人が登場の筈、石田彰さんが演じるみたいで、うん、適役（笑）。
　『ハチクロ』でのキャストさん達も続々登場してますね、神谷浩史さん、何の役で出て来るかな。
　原作者との関係も良好なようでよかった、よかった。
　次巻に続きます。