『M-1グランプリ2016』見ました。

　銀シャリが優勝、おめでとうございます。
　銀シャリの漫才は、M-1という賞レースには向いていないんじゃないか、と秘かに危惧していたので、素直にああ、よかった、と思いました。おめでとうございます。

　やっぱり今年も敗者復活から見ました。うん、和牛だと思った。今年は当たりました。敗者復活は去年と同じパターンのを、本戦ではまた違うパターンの漫才を見せる余裕っぷり。惜しかったですねぇ、本当、接戦で。

　緊張感溢れる舞台、でも初っ端のアキナから大受けで。コントの印象が強かったんですが、漫才も面白くて。カミナリの漫才は多分、初めて見たんですが、確かに、あの勢いでのつっこみは女の人は引いてしまうかも。一旦全部聞いてからの斜め上からのつっこみ、ってのは面白かったんですが。
　相席スタートはいい女っぷりを発揮し（「振り遅れましたね」の一言には思わず吹き出しました）、ハライチの一味違った漫才も楽しかった。
　さらば青春の光は、個人的に応援してるんですが、今回なんだかうまく聞き取れない箇所があって；　のどの調子とかおかしかったのかしら。スリムクラブは、あれ、あんな風に途中で半笑いするような漫才だったっけ？？　ああいうのは、大真面目にやらないと伝わりにくいのに。
　スーパーマラドーナは一本目と二本目でスタイルの違うのを持ってきましたね。M-1でそれで高評価は珍しいような…。かつてオードリーがそれで失速してましたものね。

　審査員は今回西寄りで、決勝に残った三組も関西で、多分色々言われるんだろうな、と思いつつ。でも、どの組を選んでも何かしら言われてしまうだろう人たちの覚悟を、私は疑えない。
　で、審査員席には、やっぱりダウンタウンの松っちゃんがいないとね。憧れの人に評価されて、皆さん嬉しかったでしょうね。
　さて、来年はどうなるか。今から楽しみです。