読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

映画『君の名は。』見ました。

 当初、あまり見に行く気はなかったのですが、書評で『小説 君の名は。』が褒めてあるのを見て、興味を持って、図書館で予約をしまして。
 そしたら順番が近づくにつれ、「小説でネタばれしちゃっていいのか?」という思いがふつふつと湧いてきまして。
 「思いがけない真相がある」という宣伝は散々聞いていましたし、やっぱり映画として作られたものは、映画で見た方がいいんじゃないか??という思いに勝てず、とうとう見てまいりました。

 新海監督の作品は、友人が薦めてくれた「ほしのこえ」だけ見ています。
 「こんな表現のアニメがあるとは」と新鮮に驚きました。当時『最終兵器彼女』とか『世界の中心で愛を叫ぶ』とかが流行ってた時期じゃなかったかな、それも重なって、何だかこの頃「女の子が過酷な目にあうお話」多いな、と思った覚えが。(←こらこら;)

 で、今回です。
 やっぱり女の子が過酷な目にあってたなぁ(苦笑)。
 映画なのにオープニングがある、ということにまずびっくり。で、あれ、ネタばれになってるじゃん; 何か「思いがけない真相」の察しがついてしまったのがちょっと残念。
 でも面白かったです。ちゃんと泣きましたし(笑)。テンポ良い展開、伏線の回収、適度にコメディ要素も入って。「時間が経つと忘れちゃう」って要素を、もうちょっと強調してくれたら有り難かったかなぁ。みているこっちはあまりにもしっかり覚えてるから、主役二人が「思い出せない」ということをどうも理解しにくくって、というのは私だけでしょうか。

 帰り、パンフレット売り場で先を譲ってくれた二人連れの女の子は、「どっちにしよう~」とものすごく悩みながらも『君の名は。』と『聲の形』両方のパンフレットを買っていました。そうか、レディースデーだったから、映画ハシゴしたんだね。どちらも面白かったんだね、よかったね。

 そうそう、一シーンだけ登場の瀧のお父さん役が井上和彦さんだったのが嬉しかった。「あ、井上さん♪」って一声聞いて思ってしまいましたよ、いやただそれだけ(笑)。