読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

星からおちた小さな人 佐藤さとる著 講談社青い鳥文庫 1980年

 初出は1965年。コロボックル物語3冊目。

 空飛ぶ機会・オーニソプターを身に着けて、飛行テストをしていたコロボックル ミツバチぼうやことクルミノヒコは、モズに襲われた仲間 サクラノヒコを救おうとして、空から落っこちてしまう。行方不明になったクルミノヒコを探して、動き回るマメイヌ隊員たち。その頃クルミノヒコは、新聞配達をしていた少年・おチャ公に捕まって、鉛筆削り機の中に閉じ込められていた。
 クルミノヒコを見つけたおチャ公がいつもと違う行動を取ったことを、サザンカ兄弟が偶然耳にする。二人はクルミノヒコに兄を助けられたサクラノヒメに事情を話し、マメイヌ隊員の保護者を加えて、おチャ公の家に忍び込む。…


 結果的に、せいたかさんの娘・おチャメさんにも、その存在を知らしめることになった一冊。驚いたのはその挿絵ですね、おチャメさんは妙に写実的で。
 エク坊ももう中学生、月日は確実に流れています。…このシリーズ、どういう終わり方したんだろう。
 次巻に続きます。