読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

MBSアニメフェス2015 ライブビューイングに行ってきました。

 10月10日、MBSアニメフェス2015のライブビューイングに行ってきました。MBS毎日放送で放送されたアニメの中から幾つか、生アフレコがあったり主題歌のライブがあったりの大阪城ホールでの様子を、全国の映画館に配信したもの。私は西宮TOHOで鑑賞しました。

 去年も実は行きたかったのですが、「ライブビューイングがある」ことに直前まで気付かず、結局チケットを手に入れ損ねまして;; いやもう今年は本当にまめにHPをチェックしました;;

 昨年は映画館の座席すら満席でチケットが手に入らなかったのですが、今年は満席、ではなかったですね。でも画面の真ん前の、いわゆるいい席は全部埋まってて、私は端っこ寄りの席で鑑賞。画面には開演前の会場の様子が映っていて、主題歌が流れてたり、新番組の宣伝があったり。
 『TIGER & BUNNY』のハリウッド実写映画化、の速報に会場は拍手と笑いでどよめいてたし、映画館もざわつきましたよ。

 『進撃の巨人』リヴァイ兵長とエレンの掛け合いによる「撮影録音禁止」等の諸注意から始まって(壁の向こうから現れる巨大らいよんちゃんなんて、遠方から来たお客さんには何のことかわかるまい)、いよいよカウントダウン。今まで放送された歴代アニメが次々映し出され(はがれんや黒バス、七つの大罪やマギでは歓声が上がってましたし、まどマギでの歓声は何だか低音でした)、アニメフェスは『コードギアス 反逆のルルーシュ』主題歌 FLOWの「COLORS」から始まりました。

 黒いスーツの福山潤さん、白いジャケットの櫻井孝宏さんによる『コードギアス』の内容紹介とラストシーンの再現、福山さんもうノってるのがありあり伝わって来る。台本あんまり見てなかったし、もう覚えてらしたんですね。涙流しての熱演、リフトに乗ってせり上がっての生アフレコって怖くないのかしら、と思ったんですが、本人かえってテンション上がってらっしゃったとか。
 続けてALI PROJECTの「勇侠青春謳」「わが臈たし悪の華」。そうそう、こんなエンディングだった。(←こらこら;)

 『黒執事』では三つ揃え小野大輔さんが登場、シークレットゲストで現れた坂本真綾さんに、跪いての「イエス マイロード」。…ツボを心得た人だよ(苦笑;)。
 朗読劇はサービス満載。大阪で開催されるパーティについて女王陛下から潜入調査の依頼をされたシエル、招待客にはブリタニア皇帝や一万人のダラーズがいたり、喋るセーラー服がいたり、葉っぱ一枚身に着けたきりのシンドバッド王がいたり。豚まんは直径8センチより大きいんじゃないかな、とちらっと思ったことは内緒です。
 新作映画決定の速報の後、今度はシリアスに『黒執事』の内容をまとめた生アフレコ。坂本さんは緊張とせり上がりに足が震えたとか、うん、手すりもなくて怖くないのかな、と思ったもの。
 『黒執事』に関しては、あまり私アニメ真面目に見てなくてですね、シドが歌う主題歌も判らなくて(←ごめんなさい;)後々調べました; 「モノクロのキス」と「ENAMEL」だったようで。同じMBS製作なんだから、『鋼の錬金術師』の方も歌ってくれてもよかったけど(←こらこら)。
 
 『コードギアス』『黒執事』の声優さん揃ってのご挨拶、でも皆さん『黒執事』出てらっしゃるのね。小野さんと坂本さんの「これでも大分近付いたんです」って微妙な距離感が楽しかったです。

 『デュラララ!!』に関しては、本当に全然見てなくてですね; OKAMOTO’Sの主題歌の後の生アフレコでの粗筋紹介を、「そうか、こんな話だったのか」と新鮮に楽しみました。豊永利行さんの朗読の途中で会場がざわめき、映画館では何でそういう風になったのかわからなくて、ちょっとストレスかかってたら、いきなり宮野真守さん愛嬌たっぷりに登場。…カメラ、しっかり映して切り替えてよう;;
 『デュラララ!!』には年少三人組と年長三人組の主要人物がいる、という知識だけは何故か私、入ってまして。年長組の一人を演じる小野さんが再び登場、声をつぶすんじゃないかというような叫び声に、この構成だったらもう一人出てくるんでは、と思ってたらいきなり神谷浩史さんが現れました。シークレットゲストの登場に会場は勿論歓声の渦、映画館でも小さく悲鳴が上がってましたよ(笑)。福山さんも出てほしかったなぁ、こうなったら三人揃い踏みを見たかった。(いや、私作品見てないけど)
 豊永さんとOKAMOTO'Sさんのセッションの後、次は『ハイキュー!!』パート。

 オレンジのハイキューTシャツの村瀬歩さん、黒に「セッター魂」の白抜き文字の入ったTシャツの石川界人さん、第一期の粗筋と、つい先週放送されたばかりの第二期の第一話ラストを、そのまま演じて下さいました。
 そしてSPYAIRアイム・ア・ビリーバー」「イマジネーション」、この人たち楽しんでるなぁ、というのがしみじみ伝わるライブでした。

 『デュラララ!!』『ハイキュー!!』の声優さんたち、テンション高く(というか豊永さんのノリを引きずって)登場、石川さんなんかかなり戸惑ってましたね。挨拶だけでかなりの時間を食ってしまい、神谷さんの「『ハイキュー!!』に時間を!」の叫びが何度か響きました。

 『ガンダム00』パート、ライブはないようで、そりゃラルクは呼べないか(笑)。宮野真守さんが自身の演じる刹那の過去を朗読、神谷浩史さんがティエリアの背景を朗読。…としたらこれは、と思ってたらサプライズでアレルヤ役の吉野裕行さん登場、圧巻の生アフレコ。二重人格をこの場で演じるド迫力、息を呑みました。ということはあと一人も、とどきどきしてたら、とうとう三木眞一郎さんも登場。二人のロックオンの境遇を語り、ガンダムマイスター4人揃い踏みです。ラストシーンを演じて下さいました。

 そのまま退場する4人、流れるクレジット。あれ、これで終わり?、4人のお話聞かないの??と思ってたらスクリーンに「すべてのアニメを宜しくお願いします」「というわけで」の文字。で、いよいよ本当のサプライズ、MBSアニメフェスに何故かテレビ東京放送の『銀魂』登場です。おなじみのBGMが流れた途端、会場で上がる悲鳴、映画館でも笑い声。私自身、「うそぉ」と思わず呟いてました。

 阪口大助さん、釘宮理恵さん、杉田智和さんの声だけの掛け合いから始まって、いよいよご本人たち登場。杉田さんなんかブリタニア皇帝(@若本規夫さん)の物真似までして下さるサービスっぷり、鍋将軍のくだりと四天王編の見せ場シーンのアフレコの後、SPYAIR再度登場。「あいつらこの頃バレーボールに魂売ってるから」と銀さんに揶揄られながら、「サムライハート」の演奏です。

 男性声優さんにとって「ガンダムに乗る」ことは特別な感慨があるんだろうな、と思わせるような『00』メンバーの佇まい、終始居心地悪そうな台詞を口にする『銀魂』の面々。でも阪口さんと釘宮さんは『血界戦線』出てたじゃん、というか釘宮さんもガンダム乗ってたじゃん、とちょっと思ってました。杉田さんも、今ちょっと思い出せないけど、きっと何か出てるって(←こらこら)。阪口さんには客席から「メガネ~!」の呼び声もかかってましたね、きっちり「聞こえたぞ!」と返してらっしゃいました。

 皆さん揃ってのエンディング、櫻井さんだけは仕事の都合で帰られたとか、福山さんが置手紙を代読されました。「10年前なんて、石川君なんてランドセル背負ってたんじゃないか」の杉田さんの言葉に、石川さんは「小中学校の頃見てたアニメがあって」って挨拶するし。豊永さんの駄洒落(…かなぁ)に背中を向けていないふりをする『デュラララ!!』キャスト、まぁ息があっていらっしゃること(笑)。
 舞台上の全員を映すカメラって設置されてなかったのかな、会場では笑いが起きてるのに映画館ではそれが映ってなくて、何があったのかわからない、ってことがあったのはちょっと残念でした。

 いや、でも、楽しかったんですよ、これ。終始口角上がりっぱなし。にやにや笑いが止まらない。
 私声優オタクでよかった、としみじみ思いましたね。こんなにイベントを楽しめてよかった、と。
 反省点としては、私、主題歌やらエンディングやら、普段は飛ばして見てまして; 「どこかで聞いたことあるなぁ」レベルでしかわからない曲も多々あって、しまったなぁ、と。今度からもうちょっと音楽にも気を配ります;;

 何しろ記憶だけを頼りに書いた記事なので、順番やら言葉づかいやら、間違えてたらごめんなさい。
 こんな感じだったなぁ、ということで。
 来年もあるのかなぁ、あってほしいなぁ。…楽しかった。