読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

ワンピース 巻六~十一 尾田栄一郎著 集英社ジャンプ・コミックス

 海上レストランを襲う首領・クリーク、彼を追ってきた“鷹の目のミホーク”へのゾロの挑戦が描かれた巻六。
 巻七でサンジと赫足のゼフとの過去が描かれ、巻八で首領・クリークをルフィが倒してサンジが仲間に、そして海賊アーロン登場。
 巻九でナミの過去と現在の状況が明らかになり、かの有名な名シーン「当たり前だ!!!!!」
 巻十で麦わらの海賊団とアーロン一味との対戦が始まり、巻十一で終結、ナミが仲間に。そしてルフィに懸賞金がついて、海賊王ゴールド・ロジャーが処刑された「始まりと終わりの町」ローグタウンへ。
 海軍曹長たしぎと海軍大佐“白猟のスモーカー”が登場、海賊バギーとアルビナが再登場。ゾロが妖刀・三代鬼徹と雪走を手に入れたのもこの町。…


 さすがに、ナミのココヤシ村でのエピソードではうるうる来ました。ナミがルフィに助けを求めるまでの追い詰められ方が凄い。
 一つ一つのエピソードも段々長くなってきました。でも確かにそうか、仲間が増えたらその一人一人の戦いも描いていきますもんね。
 “鷹の目のミホーク”は青野武さんが演じてらっしゃったなぁ、アーロン海賊団との戦いで、ウソップ山口勝平さんの上手さに改めて感動したんだったよなぁ、表紙で描かれている海賊バギーの大冒険が、それだけでアニメになったんだったよなぁ、と色々思い出されてました。ハチもずっと変わらず森川智之さんですし。
 そう、尾田さん表紙とかの一枚イラスト上手いんだよなぁ。それだけで物語に溢れてる。
 このころから魚人海賊団ジンベエの名前出てたのか、とかモンキー・D・ルフィの“D”についても設定が決まってたのか、とか改めての驚きもあり。
 それと同時に、この漫画が私にとってどうも読みにくかった原因の一端が分かりました。…戦闘シーンで、登場人物達の動きが今一分かんない箇所が多いんだわ。あれ、何時の間に場所入れ替わったのとか、どういう状態なの、とか引っかかってしまう。慣れなんでしょうけどね。
 たしぎが出てきた時にはゾロとの恋愛エピソードが入るのか、とちょっと期待したんですが、一向にその気配がない。…さすが少年ジャンプ。
 さて、いよいよ“偉大なる航路(グランドライン)”へ突入です。