ネタばれになってるかな、すみません;
「私」島田ルイは生まれてすぐ母親を亡くした。父親は育児を放棄して出奔、「私」はオーダーメイドの洋裁店を切り盛りする藤子(とうこ)叔母ちゃん…略してトバちゃんに育てられた。
以来、35年。還暦を前に、トバちゃんはいきなり恋に落ち、家を出て年下の恋人の元に走ってしまう。突然の独り暮らしに戸惑うルイの前に、いつしか現れた男二人。あれよあれよ、何故か一緒に暮らすことに。
一人は六十代と思しき白髪の自称画家 田中十二夫、通称トニーさん。ある日絵が描きたいと庭に迷い込んできた。人懐っこいトニーさんのペースに、ルイは巻き込まれてしまう。
もう一人は二十代後半、建築雑誌の編集者の康介。木造家屋が気に入った、という。
リストラにあった康介はパン屋でバイトし、肉屋で働き、ハーフモデルのミシェルさんに恋をし、しかしミシェルはトニーさんと浅からぬ因縁があるらしい。三度の結婚経験があるらしいトニーさんの過去は謎に満ち、でも誰にも打ち明ける気配はない。
トバちゃんの一時帰宅を機に、トニーさんはいなくなってしまった。京都で期間限定の仕事が決まった康介も、家を出て行ってしまう。
このまま三人の共同生活は終わってしまうのかしら。ルイの元に、康介から連絡が入る。トニーさんの正体は、実は…。
以来、35年。還暦を前に、トバちゃんはいきなり恋に落ち、家を出て年下の恋人の元に走ってしまう。突然の独り暮らしに戸惑うルイの前に、いつしか現れた男二人。あれよあれよ、何故か一緒に暮らすことに。
一人は六十代と思しき白髪の自称画家 田中十二夫、通称トニーさん。ある日絵が描きたいと庭に迷い込んできた。人懐っこいトニーさんのペースに、ルイは巻き込まれてしまう。
もう一人は二十代後半、建築雑誌の編集者の康介。木造家屋が気に入った、という。
リストラにあった康介はパン屋でバイトし、肉屋で働き、ハーフモデルのミシェルさんに恋をし、しかしミシェルはトニーさんと浅からぬ因縁があるらしい。三度の結婚経験があるらしいトニーさんの過去は謎に満ち、でも誰にも打ち明ける気配はない。
トバちゃんの一時帰宅を機に、トニーさんはいなくなってしまった。京都で期間限定の仕事が決まった康介も、家を出て行ってしまう。
このまま三人の共同生活は終わってしまうのかしら。ルイの元に、康介から連絡が入る。トニーさんの正体は、実は…。
阿川さんの作品を読むのは初めてです。評価が高いのはあちこちで聞いていたので、予約本が切れたのを機会に手に取りました。
こういうのは、始まりはいいけど終わりをどうするかだよな~。クリスマスの飾り付けにしても、オーナメントだのなんだの、揃えるのはひとつひとつ楽しいんだけど、終わったら一気に片付けなきゃいけないのが大変だし。(ちょっと違うか・苦笑;) 結局この作品内では共同生活は続くんですが。
それにしても、トニーさんについては、もっと勘が働くというか、まず「そうだろう」って疑うもんではないかしらん。居候してる人が、煙草を吸うのは嫌だなぁ。
こういうのは、始まりはいいけど終わりをどうするかだよな~。クリスマスの飾り付けにしても、オーナメントだのなんだの、揃えるのはひとつひとつ楽しいんだけど、終わったら一気に片付けなきゃいけないのが大変だし。(ちょっと違うか・苦笑;) 結局この作品内では共同生活は続くんですが。
それにしても、トニーさんについては、もっと勘が働くというか、まず「そうだろう」って疑うもんではないかしらん。居候してる人が、煙草を吸うのは嫌だなぁ。