読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

源氏物語 紫の結び 三 荻原規子訳 理論社 2014年

 女三の宮の降嫁により、紫の上は源氏との愛にも世の中にも諦念を持つようになりました。
 そして、ひとつの密通事件が物語の様相を変えていきます。
 不義の子を抱きながら、源氏は晩年になって巡ってきた宿命を思うのでした。
                              (折り返しの紹介文より)

 紫の上の病気って、六条の御息所が原因だったのか…! やっぱり、人の悪口(?)は、言っちゃいけませんね。いえ、丁寧に読んでいなかったことが今さら露見するとは(苦笑;)。
 今までと違い、解説が最後にくる構成。源氏物語って、案外光源氏に批判的な書かれ方をしてたんですね。
 久しぶり、『あさきゆめみし』も最後まで読みとおしてみようか、と思いました。…原典に行かない所が何とも…(苦笑;)。