読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

刀語(カタナガタリ) 第二話 斬刀・鈍(ザントウ・ナマクラ) 西尾維新著 講談社BOX 2007年

 『刀語』第二巻。
 ネタばれになってるかも、すみません;

 奇策士とがめが鑢七花と共に次に収集に向かったのは斬刀・鈍、比類なき切れ味が特徴のこの刀を求めて二人は因幡砂漠へ。持ち主は半ば廃墟と化した下酷城にたった一人で住む宇練銀閣、居合抜きの達人である。
 数多ある部屋の中でも、奥まった狭い一室に鎮座する宇練銀閣。刀を譲ってほしいとの交渉は決裂し、銀閣はいきなりとがめに斬りかかる。七花の咄嗟の判断で何とか怪我はなかったものの、七花は宇練銀閣の必殺技「零閃」への対抗策を練ることになる。
 居合抜きに有利な狭い部屋の中での一戦、七花は独特の足捌きで相手のリズムを崩そうとする。背後にはとがめの姿、「守るものがある者は強い」とか言いながら、文字通りとがめを足蹴にして、銀閣から勝利を奪う。…

 アニメでもこのころはあまり身を入れて見ていなかったので、実は記憶は曖昧です。銀閣との対戦なんて、ほとんど覚えてなかったし(いや、これがメインじゃん;)。何故か印象に残ってるのは、砂漠の中いきなり現れる下酷城の姿と冒頭の「口癖を考えるとしよう」のやりとり。…原作そのままだったんだ。ここで登場する「ちぇりお」が、後々効いて来る訳ですもんね。
 アニメで二人が何だかやたらくっついていたのも、意味があることだったんですね。でもこれ、原作読まないと分からないよなぁ。
 色々伏線は引いてあるようです。次巻へ続きます。