オレ、ヨシザワ。29歳、♂、独身、「やっぱり菅野美穂が好き」ってタイプ。
某IT会社に勤めていたが、仕事も恋もうまくいかず、人生に絶望した瞬間、なぜかマンガ原作者・武論尊と出会って弟子入りを直訴。
いったいオレは何をしたいの? 人生ってどうやって生きていけばいいの?
奇人変人が跋扈するマンガ界で原作者として悪戦苦闘する姿を、武論尊本人だから語れるぶっちゃけシーンの連続で綴った遅すぎた青春ストーリー!
(折り返しの紹介文より)
某IT会社に勤めていたが、仕事も恋もうまくいかず、人生に絶望した瞬間、なぜかマンガ原作者・武論尊と出会って弟子入りを直訴。
いったいオレは何をしたいの? 人生ってどうやって生きていけばいいの?
奇人変人が跋扈するマンガ界で原作者として悪戦苦闘する姿を、武論尊本人だから語れるぶっちゃけシーンの連続で綴った遅すぎた青春ストーリー!
(折り返しの紹介文より)
何か、本編より「この作品を書くきっかけ」を書いた「ちょっと長いまえがき」の方が面白かったような…。というのは語弊があるな。私が興味のあったことが、まえがきに書かれていたんだよな。
本編に関しては、するすると読めました。さすがK段社がメインだけあって、エピソードがまぁ男臭いと言うか何と言うか…。美貌の新人女性漫画家が、セウ学館に移って飛ばしたヒット作が『ゆるぱん』って、少女漫画でこれは無理だろう??とも思いましたし。
とんとん拍子に行くような行かないような、プライドが必要なような邪魔なような、居心地がいいのか悪いのか不思議な世界。
「漫画は最終的にマンガ家のもの」という言葉が妙に印象的でした。どちらがなくても成り立ちはしない筈なんですけど、両者がいがみ合ってるパターンもある、と聞いたことがあるので。
当時のことを書こうとして小説になった、ということなんですが、やっぱりその時のエピソードをもっと聞きたかったかも。知らない人がいないようなヒット作を飛ばした原作者ですものね。
本編に関しては、するすると読めました。さすがK段社がメインだけあって、エピソードがまぁ男臭いと言うか何と言うか…。美貌の新人女性漫画家が、セウ学館に移って飛ばしたヒット作が『ゆるぱん』って、少女漫画でこれは無理だろう??とも思いましたし。
とんとん拍子に行くような行かないような、プライドが必要なような邪魔なような、居心地がいいのか悪いのか不思議な世界。
「漫画は最終的にマンガ家のもの」という言葉が妙に印象的でした。どちらがなくても成り立ちはしない筈なんですけど、両者がいがみ合ってるパターンもある、と聞いたことがあるので。
当時のことを書こうとして小説になった、ということなんですが、やっぱりその時のエピソードをもっと聞きたかったかも。知らない人がいないようなヒット作を飛ばした原作者ですものね。