エッセイ集、なのかな。
仙台の街中を舞台に、出会ったタクシーの運転手について語り、猫について語り、心配事や自身の作品の映画化や失われた店、見知らぬ人について語り、最後に震災について語る。そして、震災後、移動図書館に携わる青年の短編『ブックモビール』収録。
あとがきに曰く、最初の頃は虚々実々入り混じった内容だったようで、どこまでが本当のことなのやら(笑)。ただ、やっぱり面白い。というか、伊坂さんの文章は本当、チャーミングだなぁ、としみじみ思わせてくれる内容でした。パソコンのここ一ヶ月分のデータが無くなったかも、という一節
仙台の街中を舞台に、出会ったタクシーの運転手について語り、猫について語り、心配事や自身の作品の映画化や失われた店、見知らぬ人について語り、最後に震災について語る。そして、震災後、移動図書館に携わる青年の短編『ブックモビール』収録。
あとがきに曰く、最初の頃は虚々実々入り混じった内容だったようで、どこまでが本当のことなのやら(笑)。ただ、やっぱり面白い。というか、伊坂さんの文章は本当、チャーミングだなぁ、としみじみ思わせてくれる内容でした。パソコンのここ一ヶ月分のデータが無くなったかも、という一節
つまり、この一ヶ月分の原稿が消えたということは、この一ヶ月間、何もしないで、たとえば映画を見まくり、ゲームを夢中でやり、本やマンガばかりを読んで、とにかく仕事をまったくしないで過ごしていたのと同じことではないだろうか。
ああ、そうすれば良かった。
ああ、そうすれば良かった。