読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

続・星守る犬 村上たかし著 双葉社 2011年

 『星守る犬』の正統続編。
 漫画アクション掲載の「ふたご星」「財布泥棒少年」続編2本を大幅加筆・修正、そして単行本のための新たな描き下ろし続編一本を収録。
 第1作と対を成す“生”そして“救い”をテーマにしたもうひとつの『星守る犬』。       (内容紹介より)

 先天的な心臓欠陥を待った犬が、死を望む老女に拾われる【双子星】
 前作『星守る犬』で主人公の「おとうさん」の財布を盗んだ少年の生い立ちと、北海道のお祖父さんに会いに行く過程を描いた【一等星】
 お祖父さんが少年と、少年が出会った人々に謝罪の旅に出る続編収録。


 前作に比べ、いまいちと思ってしまった続編。多分、出来心とはいえ、少年がやってしまった行動が「おとうさん」の運命を決めてしまったことを知ってしまっているから。少年自身の辛い境遇があったとしても、どうしても、感情移入するまでいきませんでした。
 【双子星】の方はちゃんとじぃんと来たんですけど。