ネタばれしてます、すみません;
首都圏の端っこに位置する桜宮市に突如舞い込んだ一億円。その名も「ふるさと創生基金」。だがその金は黄金をはめ込んだ地球儀に姿を変え、今では寂れた水族館にひっそり置かれているだけとなった――はずだった。が、ある日を境にトラブル招聘体質の男・平沼平介の日常を一変させる厄介の種へと変貌する。
八年ぶりに現れた悪友が言い放つ。「久しぶり。ところでお前、一億円欲しくない?」 かくして黄金地球儀奪取作戦が始動する。折しも桜宮市管財課課長の小西から、黄金地球儀の防犯システムがまるでザルであることを知らされた。しかも責任者は何故か父親・豪介が社長の平沼鉄工所。下手に盗むと保証問題が全て乗っかって来る契約を、豪介が結んでしまっていたらしい。
それなら、地球儀の中味をくり抜いて貰ってしまおう。趣味のフィギュア作りを生かして偽物の黄金地球儀を製作、こっそり本物とすりかえていざ半分に割ってみると、既に黄金はぎりぎりまで削られてしまっていた。
二転三転四転するする計画、知らぬ間に迫りくる危機。平介は相次ぐ難局を乗り越え、黄金を手にすることができるのか。
(折り返しの紹介文に少し付け足ししました)
八年ぶりに現れた悪友が言い放つ。「久しぶり。ところでお前、一億円欲しくない?」 かくして黄金地球儀奪取作戦が始動する。折しも桜宮市管財課課長の小西から、黄金地球儀の防犯システムがまるでザルであることを知らされた。しかも責任者は何故か父親・豪介が社長の平沼鉄工所。下手に盗むと保証問題が全て乗っかって来る契約を、豪介が結んでしまっていたらしい。
それなら、地球儀の中味をくり抜いて貰ってしまおう。趣味のフィギュア作りを生かして偽物の黄金地球儀を製作、こっそり本物とすりかえていざ半分に割ってみると、既に黄金はぎりぎりまで削られてしまっていた。
二転三転四転するする計画、知らぬ間に迫りくる危機。平介は相次ぐ難局を乗り越え、黄金を手にすることができるのか。
(折り返しの紹介文に少し付け足ししました)
読み始め、少々いらいらしてしまいました。何だか無責任な人ばっかり出てくるし、計画はずさんでいきあたりばったりな感じだし。多分これが全て上手いように転がって行くんだろうな、というのは察しが付くので、読み進みました。
小夜ちゃん、看護師やめちゃったのね~。牧村瑞人についてはすっかり忘れていて、「誰だったっけ」とも思わず読んでいました、ごめんなさい;
町の鉄工所をなめるな、ということでのハッピーエンド。豪介みたいな人は実はあまり好きではないんですけどね、才能があったら全て許されると思うなよ(苦笑;)。この世界では小役人は悪人が多くて、でも官僚に絶望はしていない様子です。
小夜ちゃん、看護師やめちゃったのね~。牧村瑞人についてはすっかり忘れていて、「誰だったっけ」とも思わず読んでいました、ごめんなさい;
町の鉄工所をなめるな、ということでのハッピーエンド。豪介みたいな人は実はあまり好きではないんですけどね、才能があったら全て許されると思うなよ(苦笑;)。この世界では小役人は悪人が多くて、でも官僚に絶望はしていない様子です。