著者の父親の日記を元に、大正末期から昭和の初めにかけての日常や、雑誌『童話』に関わった人びとを描く。
何の予備知識もなく読み始めたんですが、ミステリじゃなかったんですね。神奈川中学、今の希望ヶ丘高校から慶応大学に通った父親の姿を、日記から読み解いて行く。
本や映画に親しみ、音楽を聞き、雑誌『童話』を愛読する。投稿の常連には淀川長治、金子みすゞ。創作熱に駆られ、同人誌作りに参加する。
大学に入ってからは友人の影響で歌舞伎に目覚める。創作活動に限界を感じ始めた所で折口信夫に出会う。…
本や映画に親しみ、音楽を聞き、雑誌『童話』を愛読する。投稿の常連には淀川長治、金子みすゞ。創作熱に駆られ、同人誌作りに参加する。
大学に入ってからは友人の影響で歌舞伎に目覚める。創作活動に限界を感じ始めた所で折口信夫に出会う。…
近代文学史、みたいなものに分類されるんでしょうか。ええとですね、知識がない上に興味もあまりないところでして;; こういう読み方したらすぐ忘れちゃうのになぁ、と思いながらもさらさらと流すように読んでしまいました。市井の人の日記って、多分一番興味あるのは親族で、あとはその時代の世相研究家とか学者とか、同世代の人になると思うんですよね。妹尾河童さんの『少年H』を、うちの父親がえらく懐かしげに読んでた感じで。で、私には北村薫さんの腕をもってしても、そんなに無茶苦茶惹かれる内容ではなくてですね、ごめんなさい;;
最後の附記にもありましたが、一番最初に出て来た「白い服を着た女の人」が誰だったのかは結局書かれてないんですね。これが次の巻への引きになるのかしら。…というか、すぐ終わりそうにはないんですけど。それまで内容覚えてるかなぁ;
最後の附記にもありましたが、一番最初に出て来た「白い服を着た女の人」が誰だったのかは結局書かれてないんですね。これが次の巻への引きになるのかしら。…というか、すぐ終わりそうにはないんですけど。それまで内容覚えてるかなぁ;