謹賀新年
高校二年生の安奈は、17歳しか違わないお母さん「麻衣子さん」と暮らしている。眼科医の父さんが惚れ込んでプロポーズした再婚相手。童顔で安奈と友達は姉妹にしか見えない麻衣子さん。父さんが突然死して、安奈は麻衣子さんと二人取り残されてしまった。
高校二年生の安奈は、17歳しか違わないお母さん「麻衣子さん」と暮らしている。眼科医の父さんが惚れ込んでプロポーズした再婚相手。童顔で安奈と友達は姉妹にしか見えない麻衣子さん。父さんが突然死して、安奈は麻衣子さんと二人取り残されてしまった。
ぼくの神さま
フユンの父親トートが死んだ。三日間苦しんで、体中に緑色の斑点ができて死んでしまった。気味悪がって誰もフユンを働かせてくれない中、村にただ一人の医者・フンは助手としてフユンを雇ってくれる。やがてトートと同じ症状で死ぬ男が何人も現れた。皆、トートと同じ職場『ラナイの館』で働いていた。
フユンの父親トートが死んだ。三日間苦しんで、体中に緑色の斑点ができて死んでしまった。気味悪がって誰もフユンを働かせてくれない中、村にただ一人の医者・フンは助手としてフユンを雇ってくれる。やがてトートと同じ症状で死ぬ男が何人も現れた。皆、トートと同じ職場『ラナイの館』で働いていた。
がんじっこ
シゲばあさんはがんじっこだ。頑固で依怙地で人の言うことなんて聞かない。人の指摘されたくない所をずばずば突いて来る。村役場で働いている金池さんは、そんなシゲばあさんに注意する役を押しつけられてしまった。自宅を訪れる金池さんに、シゲばあさんは過去の思い出を語る。
シゲばあさんはがんじっこだ。頑固で依怙地で人の言うことなんて聞かない。人の指摘されたくない所をずばずば突いて来る。村役場で働いている金池さんは、そんなシゲばあさんに注意する役を押しつけられてしまった。自宅を訪れる金池さんに、シゲばあさんは過去の思い出を語る。
孫の恋愛
諏珠には子供が60狐いる。住む世界がどんどん狭まって来る中、優秀な孫は人間界に紛れ込んで、開発計画などを阻止しようとし始めた。その中の一狐、胸白はよりにもよって人間に恋をした、と諏珠に相談に来る。
諏珠には子供が60狐いる。住む世界がどんどん狭まって来る中、優秀な孫は人間界に紛れ込んで、開発計画などを阻止しようとし始めた。その中の一狐、胸白はよりにもよって人間に恋をした、と諏珠に相談に来る。
しっぽ
朝、起きたらしっぽが生えていた。6年生になって委員長役を押し付けられて、円形脱毛症にまでなって悩んでいる「ぼく」。目覚まし時計の中に描かれていた、蝶の形の耳をした猿ヌドゥが、不思議な力を貸してくれると言う。果たして、苛めて来る相手にしっぽが刺さると、みんなぼくの言うことに逆らわなくなった。
朝、起きたらしっぽが生えていた。6年生になって委員長役を押し付けられて、円形脱毛症にまでなって悩んでいる「ぼく」。目覚まし時計の中に描かれていた、蝶の形の耳をした猿ヌドゥが、不思議な力を貸してくれると言う。果たして、苛めて来る相手にしっぽが刺さると、みんなぼくの言うことに逆らわなくなった。
この大樹の傍らで
昔、汚染された地球を捨てて、お祖父さんたちはこの惑星にやってきた。ドームの中で暮らす「ぼく」ニレやその仲間は、世代を経るごとに体が弱く、寿命が短くなっている。やがて新たな伝染病が蔓延し、ニレは地球へ帰ることを決意する。幼馴染のカヤを始めとする若い仲間と共に、胸にはこの惑星にはあまりにも少ない木々への憧れを抱いて。…
昔、汚染された地球を捨てて、お祖父さんたちはこの惑星にやってきた。ドームの中で暮らす「ぼく」ニレやその仲間は、世代を経るごとに体が弱く、寿命が短くなっている。やがて新たな伝染病が蔓延し、ニレは地球へ帰ることを決意する。幼馴染のカヤを始めとする若い仲間と共に、胸にはこの惑星にはあまりにも少ない木々への憧れを抱いて。…
読みやすいですね~、すらすら読めました。でもあくまで子供のためのお話だな~。と意地悪く思ってしまったのは、…何だかどのお話も、どこかで読んだことのあるお話のような気がして。
『がんじっこ』なんか教科書に載ってそうですよね。『しっぽ』なんてドラえもんじゃん、とか思ってしまった。『孫の恋愛』もな~、中に出て来る計画名が「プロジェクト0」とか言われると、何だかちょっと恥ずかしい。
お話に興味を持って読みはじめた子供にはいいかも。大人が懐かしさを持って読む分にもいいと思いますが、すみません、今ちょっと私捻くれているようです;
『がんじっこ』なんか教科書に載ってそうですよね。『しっぽ』なんてドラえもんじゃん、とか思ってしまった。『孫の恋愛』もな~、中に出て来る計画名が「プロジェクト0」とか言われると、何だかちょっと恥ずかしい。
お話に興味を持って読みはじめた子供にはいいかも。大人が懐かしさを持って読む分にもいいと思いますが、すみません、今ちょっと私捻くれているようです;