読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

「岡田斗司夫のひとり夜話 7」に行って来ました。

 3月20日、大阪はstudio ZAZA boxⅠ(中座くいだおれビル4F)で行われた作家・岡田斗司夫さんのトークライブに行って来ました。
 実は参加は今回で三回目。12月に行った二回目を記事にしなかったのは、その前後で岡田さんご自身が「ライブについてのブログを書いたら添削します」みたいなことを仰ってたのが気になりまして。…いや、出来の悪いパロディを誰に見せたくないか、ってまず原作者ですから(苦笑;)。
 じゃあどうして今回記事にするんだよ、って感じなんですけどね。

 学研の「科学と学習」廃刊のエピソードから、その理由の考察。万博の変遷も絡めて、産業革命以来続いていた工業経済社会が貨幣経済社会に移行したこと。…「科学と学習」に『ジオン公国の野菜作り』なんて記事が載ってるとは思いもしませんでしたよ(笑)。
 休憩をはさんで、自身の著書『世界征服は可能か?』を発展させたリアルバージョン考察。アメリカでの中学校事情や「アメトーーク! 中学の時いけてなかった芸人」を例に(笑)、世界は貨幣経済社会から評価経済社会へ移りつつあることを検証。「中学の時…」に関しては、あの気の使い方は、もっと狭い女子社会では、以前からあったような気がしますけど。
 最後に、「オタキングex設立宣言」。…今までの講義(?)はこれを言うための前振りだった訳ですね。

 帰りの電車の中でふと思いました。「オタキングex」って、習い事だと思えばいいのかな。岡田さんは華道や茶道、書道なんかの家元に当たる感じで。
 月謝を払って色々なノウハウを教わる直弟子が社員。展覧会や展示会をする家元の手伝いをしに馳せ参じ、自分の技術も磨く。会員が孫弟子で、その他の人は展覧会や展示会を見に来るお客さん。
 仲間内から評価を得られる、褒めて貰えるってのはきっと嬉しいですね。ただ、私は後ろ向きでATフィールドのぶ厚い人見知りなので、その仲間内からも失望されるのが怖い。自分で言うのも何ですが、私は何故か最初の印象がすこぶるいいらしく(苦笑;)、「有能」と過大評価されて後々がっかりされることが多いんですよね。ゲーム『ファイアーエムブレム』の、初期値は高いのに成長率が悪いジェイガンやアランにこっそり自分を重ねてしまったり。…病んでるなぁ(苦笑;)。
 
 …と言う訳で私は「オタキングex」に参加することには二の足を踏みますが、動向は見て行こうかと。
 岡田さんが社員からの給料を、税務署に何て申告するのか、ってのはちょっと訊いてみたかったかも(笑)。