読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』見ました。

 ネタばれになってる気がします、すみません;

 折角の映画の日、しかも土曜日ということで友人と連れ立って見に行きました。
 土砂降りの恰好の映画日和(笑)、10時過ぎの上映一回目に行ったのに、結構混んでて驚きました。封切されて随分になると思うんですが、まだ人気は衰えてないんですね。パンフレットが売り切れるんじゃないかと不安になったのでとりあえず購入。…一冊1000円って高くないかい?? ぱらぱらめくろうとしたら、「上映前には見ないで下さい」と表紙が封印してありました。…こんなことをするから高くなるんでは…。

 見終わって私「…どうしよう、面白かった」。友人「今度はちゃんと終わりそうだね」。…信用ないなぁ(笑)。
 予備知識をあまり入れないで行ったので、かなり新鮮でした。あそこ省いたんだとかあそことあそこを一緒にしちゃったんだとか、随分違ってましたね~。アスカや弐号機の登場シーンが変わってたのは少し残念、マントの如く覆い布をはためかせる弐号機は好きだったので。アスカの名字が変わってたのはどうしてかな。ミサトさんと加持さんの焼けぼっくいが今回無かったのも、別に構いません。加持さんをどう始末するのかは続きで描くでしょうし。
 TVシリーズのようにシンジ、レイ、アスカの関係を積み重ねていく時間が取れない分、三人が心を開いて行くエピソードを入れていたのには凄く納得。参号機のパイロットをアスカに変えたのも。
 レイの手作り料理といい、アスカとミサトさんの会話といい、「ああ、そんなことしてたら危ない…」(友人も「フラグがたった」と思ったそうな・笑)とはらはらしてたら案の定です(苦笑;)。スプラッタ場面は苦手なので「いたいいたいいたい…」と少々のけぞりながら見てしまいました。いい観客だなぁ(笑)。アスカやレイが歌う『今日の日はさようなら』や『翼をください』はどうかと思ったけど。その後でかかったいつものBGM、「ちゃ~ちゃ~ちゃちゃ ちゃ~ちゃちゃっちゃっちゃ~」のメロディに「そう、やっぱりこっちだよ!」と強く頷いてしまいましたよ(笑)。
 どうやらレイは三番目にならない様子、でもあれ、エヴァに溶け込んじゃったのかしら?? 最後の最後でカヲルくんが全てかっさらって「幸せにする」宣言。TV版ではカヲルくんは、アスカも二番目のレイも失ったシンジくんの心の隙間に潜り込んだ訳ですが、今回はシンジくん、レイを手に入れてます。どうやって取り入るんでしょう。エヴァが元々ユイさんである、って説明は映画版ではまだされてませんよね??
 TVシリーズが終わって、「あの時ああすればよかった」とか「こういう展開もありだったなぁ」とかスタッフ思ったのかしら。時間を開けてやり直しができる環境、ってのは凄いよなぁ。

 家に帰ってパンフレットの封を切ったら、中は数々の映画場面と監督・鶴巻和哉さんのインタビューのみ。それからさらに袋綴じの数ページ。…こんなことしてるから高くなるんだな~。