読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 2 ユニコーンの日(下)  福井晴敏著  角川書店  2007年

 『ガンダムUC』二巻目。

 反政府組織『袖付き』とビスト財団の間で行われていた『ラプラスの箱』を巡る謀議は、地球連邦軍の介入によって破局を迎えた。
 コロニー内外で始まる戦闘。
 オードリーを追って戦火の中を走るバナージは、純白のモビルスーツユニコーン≫と出会う。
 人の革新――ニュータイプの力が覚醒した時、≪ユニコーン≫はその真の姿を現した!
 かつて『ガンダム』に胸を躍らせた大人たちに贈る新たな宇宙世紀サーガ、緊迫の第2弾!!
                                     (裏表紙の紹介文より)

 カーディアス・ビスト邸で行われていた『ラプラスの箱』の取引は、身内の裏切りにあって中断されました。どうやらカーディアスの妹マーサは、ジオンの残党に箱を渡すことを反対のようです。ルーキーパイロットの不慣れさもあって、コロニーには大穴が開きました。住民が逃げ惑う混乱の中、バナージは再びオードリーの救出に向かい、何の因果かガンダムユニコーン》の格納庫に迷い込みます。丁度《ユニコーン》のデータを連邦軍に渡すまいと消去しにきたカーディアスと鉢合わせ、瀕死のカーディアスから、自分が父親であると言う告白のようなものと、ガンダムを託されます。
 オードリーは、バナージの友人タクヤとミコットに出会い、一緒に連邦軍の《ネェル・アーガマ》に保護されました。

 ようやく一話分でしょうか、バナージはガンダムに乗って初陣を果たしました。かなり済し崩しな状況での乗り込みはガンダムの伝統ですね(笑)。恒例、仮面の男フル・フランタルも登場、イラストまるでシャアそっくりです。でもシャアじゃない筈ですよね、年齢多分違うし。
 さて、オードリーは無事に『袖付き』に帰れるんでしょうか。カーディアス・ビストも本当に死んでしまったのか。次巻へ続きます。