読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

マリア様がみてる ハローグッバイ  今野緒雪著/ひびき玲音イラスト  集英社コバルト文庫  2009年

 『マリみて』シリーズ36冊目。

 祥子と令の卒業式の一日。
 二年生は卒業用に教室を飾りつけたり、三年生にコサージュを付けに行ったり。祐巳もクラスメイトに気遣われつつ、祥子にコサージュを付ける。
 卒業式、送辞は次期薔薇さま三人で。蜜蜂に驚いた由乃志摩子が落ち着いてフォロー、答辞の祥子も去年のリベンジとばかり、一人で感謝の辞を述べる。
 由乃に招待された前薔薇さま三人は極めていい加減な待ち合わせにもかかわらず何とか合流、猫のゴロンタをひやかしたり体育館の周りをうろついたり。式の終わった現薔薇さまたちとマリア像の前でおちあい、由乃は皆の前で有馬菜々にロザリオを渡す。…

 とうとう卒業式です。…何だかこちらまで感無量。
 相変わらず細かい描写、教室の飾り付けまで漫研、美術部、落研と個性的。一年前の卒業式と同じパターンですね、現在と過去の思い出が交錯して、令と祥子が初めて名前を呼び合った日が明かされたり、送辞や答辞が決まったエピソードが紹介されたり。鵜沢美冬や田沼ちさとの謎と言うかしこりと言うかも解消されました。
 みんなちゃんと成長して、一人立ちして行くんですね。最後の「紅薔薇さま」と呼ばれる祐巳ちゃんの姿なんか貫禄がありました。
 あとがきとか読んでると、何だかシリーズ最終話のような雰囲気。…祐巳ちゃんたちの卒業までやると思ってたんですが、まだ続き出ますよね??
 江利子さまと令ちゃんの前で由乃は菜々にロザリオを渡しました。リリアン女学院の伝統は続いて行きます。