読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

鉄子の旅 1~6巻  菊池直恵著/旅の案内人:横見浩彦  小学館IKKIコミックス  2005年~2007年

 連載は2002年から2006年まで。

 鉄堂に興味のない女性マンガ家が、究極の鉄道好き(テツ)に日本全国連れ回される……!!
 旅好きニヤニヤ、鉄道好き苦笑いの実録・珍道中マンガ!!

 …だそうで。
 私はテツではないのですが、『タモリ倶楽部』で出演者の皆さんが電車の床にべったり寝そべってたりとか、鉄道博物館でいかにも嬉しそうに電車運転したりとかしてるのは「楽しそうだねぇ~」と微笑ましく見てます。
 百貨店の特設会場でやってた「鉄道模型の世界展」を見に行ったこともありますし。一緒にいた友人には驚かれましたけど。「え、だって私ドールハウスもフィギュアも好きだし」「…それとこれとは違うと思うけど」
 …私の中では変わらないんですが。特にドールハウスとは、どっちもミニチュアだし。
 と言う訳で読んでみたこの作品。
 …これは辛い; 私、キクチさん寄りでした;;
 案内人・横見さん自身は、一応存じ上げておりました。以前、関西ローカル深夜番組『ビーバップハイヒール』で、やっぱり駅の魅力を紹介されてたのを覚えてました。その時には思わなかったんですが、…この人こんなにアク強かったっけ??
 バイトでお金稼いで、と言う生活をしているなら、一応一般人(?)の感覚も、持ち合わせていないまでも察することはできると思うんですが、好きなことの前には吹き飛んでしまうのか。
 素敵な駅を紹介してくれるのはともかく、「終電後、始発まで駅でだべってる」「食事なんかコンビニ弁当やパンでいい」「観光なんかしてる場合じゃない」。…いや、宿でゆっくり休みたいし、美味しい物食べたいし、観光もしたいよ;; 乗り物酔いの酷い私からすると、電車で眠ったら怒られる、ってのは結構死活問題です;;
 プライベートな旅なら節約に励むのも分かるんですが、この連載に関する限り、きっと小学館が取材費持つんでしょ? 110円を惜しむなよ;;
 行ってみてもいいな(←何故か上から目線)と思う場所もいくつかはあったんですけどね~; 私にも鉄道は単なる交通手段です;;