読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

夏目友人帳 7巻  緑河ゆき著  白泉社花とゆめコミックス

 相変わらずまいさんからお借りしました、まいさんいつもありがとう♪
 ネタばれしてます、すみません;

 夏目の住む街で、妖たちが襲われ、血が奪われると言う事件が相次いでいる。
 救いを求められた夏目の前に現れたのは眼帯、長髪、番傘の男・的場静司。妖を容赦なく使い祓う的場一門の頭首。妖の血を集めているのは彼らしい。何のために集めているのか、夏目は名取の協力も得て調査に乗り出す。
 的場の足跡を辿って着いた山奥の村の宿で、一晩を過ごすことになった夏目と名取。名取の気遣いも空しく夏目は的場の式と思われる女に襲われ、その場は何とか逃げられたものの、結局的場に捕まってしまう。大昔封印された妖を目覚めさせるエサとして、夏目の血が入用だと語る的場。再び逃げ出した夏目は森に向い、地下に封印された妖に出会う。
 封印された妖を目覚めさせようとしていたのは、かつて的場に式を殺された女呪術師だった。強力な妖を的場に襲わせようと画策していた。夏目を救うためかのように放たれた矢は斑ことニャンコ先生を貫き、その血で妖が目覚めてしまう。名取と夏目が再び妖を封印しようと奮闘する中、的場はあっさり妖を粉砕してしまう。…

 あとは夏目と妖たちが影踏み鬼と宴会に興じる『特別編7 夏目遊戯帳』と
 読み切り短編 炭酸飲料を飲むと一時的に運動能力が上がる少年と幼馴染の少女、化学部部長の少年との想いのすれ違いを描いた『夏にはため息をつく』を収録。
 
 アニメ第二シリーズも好調な『夏目友人帳』。
 7巻は大きな一つのエピソードでしたね。前々からちらっと出てきてた的場一門が登場。夏目は名前を隠していましたが、レイコの孫だと言うことはばれてしまいました。と言うことは、的場は友人帳のことも知ってるんだろうなぁ。
 所々で挟まれるギャグも相変わらず楽しい♪
 名取は重要な位置を占めて来ましたね、今回はやること全て裏目に出てた感もありましたが、それはニャンコ先生のせいでもある訳で(苦笑;)。
 大きな流れが見えて来た巻でした。…夏目、やっぱり苦労しそうだなぁ;