『千年の時をこえて』続編。
万葉集の歌を引いて、色々な謎を解いてくれた平安時代の少年・マコマが、また神社に現れた。しかも今度は「私」静枝だけじゃなくて、美和ちゃんにも健太にも見えるし話もできるようにもなった。
相変わらず持ち込まれてくる相談に乗る三人とマコマ。不思議な色に輝く石を拾って行ってしまった、柿木君のお父さんに似た男の人を捜し当てたり、ナベちゃんが市長賞を獲った絵に、赤ペンでバッテンを書いた犯人を突き止めたり。銀行で強盗訓練をやっているのを、本当のことかと勘違いして青ざめている女の人の本心を見抜いたのは静枝だったが、無くなったダイアモンドの指輪を誰が盗ったのか、やはり歌を引いて察したのはマコマだった。
神社から出られない、触れられないマコマへの恋心を自覚する静枝。美和ちゃんとマコマの仲を嫉妬したし、その分マコマとの間がぎくしゃくしたりもした。美和ちゃんや健太の関係も変わって行って、いつまでも仲良し三人組ではいられないらしい。…
相変わらず持ち込まれてくる相談に乗る三人とマコマ。不思議な色に輝く石を拾って行ってしまった、柿木君のお父さんに似た男の人を捜し当てたり、ナベちゃんが市長賞を獲った絵に、赤ペンでバッテンを書いた犯人を突き止めたり。銀行で強盗訓練をやっているのを、本当のことかと勘違いして青ざめている女の人の本心を見抜いたのは静枝だったが、無くなったダイアモンドの指輪を誰が盗ったのか、やはり歌を引いて察したのはマコマだった。
神社から出られない、触れられないマコマへの恋心を自覚する静枝。美和ちゃんとマコマの仲を嫉妬したし、その分マコマとの間がぎくしゃくしたりもした。美和ちゃんや健太の関係も変わって行って、いつまでも仲良し三人組ではいられないらしい。…