読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

オトメン(乙男) 6巻  菅野文著  白泉社花とゆめコミックス

 相変わらずまいさんにお借りしました、まいさんいつもありがとう♪

 さて、6巻は前のエピソードの続きから。
 ビューティー侍の素顔を暴こうとする、性別すら謎のカメラマン。飛鳥や多武峰の思惑からどんどん離れて広がって行く企画の中、飛鳥は本当に大切なものに気付く。

 …お父さんとの再会はまだでしたか。でもあの様子では、お父さん女性になってないような…。

 後は、橘充太の妹・久利子に恋をした有明大和の話。飛鳥のアドバイスもあって今の自分を偽ることなく、素直に想いを告白するが、久利子は黒川樹虎を意識していた。
 樹虎は樹虎で、久利子の花嫌いを直そうとする。花束に潜んでいた蜂に刺されて以来、花が苦手な久利子。わざと久利子の周りを花で飾るが、却って逆効果に。
 ヴィジュアル系バンド『這ゥ巣塵』のボーカル・Hanamasaは、実はアコースティックなふわふわきらきら、胸キュンな音楽が大好き。求められる音楽とのギャップに耐えかね、倒れてしまう。たまたまその場にいた飛鳥は、顔が似ていたことから、多武峰のメイクを受けてステージに立つ羽目に。…

 樹虎、実はいい性格してたんですね(笑)。『乙男』の世界の住人にしては嫌に勘が鋭いわ(笑)。
 今回、都塚さんの出番が少ないのがちょっと残念。あの顕微鏡で見た微生物のような形のチョコレート(ゾウリムシいたよね、菌糸あったよね!?)、飛鳥ちゃん食べてあげたのかなぁ。…食べてあげたんだろうなぁ;
 「羅武裏威」「美憂帝侍」「斗鬼滅鬼上等」「杞憂斗粋威斗」…中表紙で飛鳥ちゃんが着ている特攻服の漢字まで読んでしまった一冊でした。