読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

涼宮ハルヒの憤慨 谷川流著 角川スニーカー文庫 2006年

 涼宮ハルヒシリーズ第八弾。
 中編二本収録。ネタばれあります、すみません;

 『編集長★一直線!』:
 三学期のある日、新しく選出された生徒会長が長門有希を呼び出した。全く活動していない文芸部を休部、部室を立ち入り禁止にするという。文芸部存続の条件は「機関誌を出すこと」。生徒会室に怒鳴り込んできたハルヒは大張り切り、自ら編集長に名乗りを上げ、みくるには童話を、有希には幻想ホラーを、古泉にはミステリーを、キョンには恋愛小説を書くよう強要する。…
   …ハルヒのために生徒会長まで選んでイベントを用意してやる古泉、大変だなぁ。
   喜緑江美里再登場、こちらは有希と関係がある様子。

 『ワンダリング・シャドウ』:
 三月上旬、球技大会後。ようやくクラスにも馴染んできたハルヒに、クラスメイトの阪中が話しかけて来た。曰く、自宅の近くに幽霊が出ると噂の場所がある。それを調べてくれないか。
 高級住宅街の近く、犬がどうしても近付くのを嫌がる場所がある。阪中の犬だけではなく、近所の犬全てが嫌がるのだとか。長門にも古泉にも原因は分からず、そのうち阪中の愛犬の具合まで悪くなる。本当に幽霊が犬に取り憑いたのか。有希は古泉とキョンに、犬に憑依しているのは地球外生命体だ、と謎解きをする。もっともらしい小道具を取り揃え、有希はその宇宙生命体をキョンの愛猫シャミセンに移す。…
   …北口の反対方向と言うと芦屋だな。あそこも結構坂道はきついと思うんだけど。
   鶴屋さんにしろ彼女にしろ、何でこんなお嬢様が普通の県立高校に通ってるんだ??

 …いかん、本当に古泉×キョンを妄想できるようになって来た;;(笑)。いや、正確に言うと「妄想できる人がいてもおかしくないな」と思えるようになってきた、って感じなんですが(笑)。
 宇宙生命体に憑かれたシャミセンもいずれ伏線になるんでしょうか。覚えておかないと。