『ドラよけお涼』シリーズ。
新宿御苑の新緑が一夜にして枯れ木と化した。ホタル狩りで有名な日本庭園「玉泉園」では人食いホタルが発生、都知事公舎は大量のネズミに襲われ、等身大フィギュアを心から愛する「ゼンドーレン(全日本ドーラー連盟)交流会」会場では会員番号一番の防衛庁長官が何者かに拉致される。お台場にはゴキブリの大群、六本木にはハムスターの群れ、警視庁にはムカデが押し寄せた。
薬師寺涼子警視庁刑事部参事官とそのお付・泉田準一郎警部補は、室町由紀子警視から妖怪「山枯らし」のことを聞く。彼女の助役時代の知り合い・郷土史家の金森によると、500年に一度地上に現れる妖怪がいるのだとか。金森の孫娘・吾友から、マッドサイエンティスト黒林道義との接触の後、金森が謎の死を遂げたと聞き、涼子と泉田は黒林を追って地下へ向かう。由紀子とその部下・岸本警部補は、不本意ながら涼子たちと同行する。…
薬師寺涼子警視庁刑事部参事官とそのお付・泉田準一郎警部補は、室町由紀子警視から妖怪「山枯らし」のことを聞く。彼女の助役時代の知り合い・郷土史家の金森によると、500年に一度地上に現れる妖怪がいるのだとか。金森の孫娘・吾友から、マッドサイエンティスト黒林道義との接触の後、金森が謎の死を遂げたと聞き、涼子と泉田は黒林を追って地下へ向かう。由紀子とその部下・岸本警部補は、不本意ながら涼子たちと同行する。…