読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

夜光曲~薬師寺涼子の怪奇事件簿~ 田中芳樹著 祥伝社ノン・ノベル 2005年

 『ドラよけお涼』シリーズ。

 新宿御苑の新緑が一夜にして枯れ木と化した。ホタル狩りで有名な日本庭園「玉泉園」では人食いホタルが発生、都知事公舎は大量のネズミに襲われ、等身大フィギュアを心から愛する「ゼンドーレン(全日本ドーラー連盟)交流会」会場では会員番号一番の防衛庁長官が何者かに拉致される。お台場にはゴキブリの大群、六本木にはハムスターの群れ、警視庁にはムカデが押し寄せた。
 薬師寺涼子警視庁刑事部参事官とそのお付・泉田準一郎警部補は、室町由紀子警視から妖怪「山枯らし」のことを聞く。彼女の助役時代の知り合い・郷土史家の金森によると、500年に一度地上に現れる妖怪がいるのだとか。金森の孫娘・吾友から、マッドサイエンティスト林道義との接触の後、金森が謎の死を遂げたと聞き、涼子と泉田は黒林を追って地下へ向かう。由紀子とその部下・岸本警部補は、不本意ながら涼子たちと同行する。…

 このシリーズ、どれを読んでどれを読んでないかわからなくなってます(笑)。
 挿絵見て、お涼さんの浴衣姿は知らないな、と借りて来ました。…やっぱり読んでませんでしたね(笑)。
 等身大ではないけれど、私もフィギュアは好きで海洋堂の『ムーミンズランチ』のシリーズは集めてますから、「ゼンドーレン」の描かれ方にはちょっと苦笑; 
 意外だったのは、泉田警部補に一年程前まで彼女がいた、ってこと。まぁ確かにいたっておかしくないんだけど、今までそんな記述あったっけ?? いや~ちょっとびっくりしました(笑)。