読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

マリア様がみてる~くもりガラスの向こう側 今野緒雪著 集英社コバルト文庫 2006年

 「マリみて」シリーズ23作目。終業式からお正月四日まで。

 瞳子に振られた祐巳。祥子と泣いていたところを山百合会の仲間に見つかる。祥子はみんなに「二人を見守っていてくれ」と頼む。一月二日、祥子の家で泊まりがけの新年会。途中、少しだけ居合わせた柏木は祐巳にさりげなく自分の冬休みのスケジュールを話す。瞳子の事を訊ねようか迷う祐巳。だが、自分で瞳子の心を開かなければ「姉」の資格はない、と何も訊かずに立ち去る。…

 清子おばさま、祐巳ちゃんに着物あげるなら帯もつけてあげて~~~!! 多分そこまでしたら祐巳ちゃん恐縮して受け取らない、と思ったんでしょうが、この春まで私が習ってた着付けの先生は「帯は着物の三倍(の値段のものを締めろ)」って言ってたわ~~~ッ!;;
 そう言えばアニメの『結界師』で出てきた鬼遣いの女の子が帯を角だしで結んでて、少し驚きました。凝ってるなぁ、大体お太鼓が多いのに。
 瞳子ちゃんの家庭の事情はまだ明かされず。…引っ張るなぁ。まぁでも、細々書かれてる日常が『マリみて』のいいとこですしね。