読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

銀魂 14巻 空知英秋著 集英社少年ジャンプコミックス

 前巻に続いて友人・祥さんにお借りしました、祥さんいつもありがとう♪
 
 13巻からの続き、柳生九兵衛の花嫁として柳生邸へ連れ去られた妙を救うため、銀さんら6人が乗り込む。相手も6人、身につけた小皿(?)を首級代わりに、サバイバル戦が始まる。…

 土方の大きな皿は、あれ高価なものなんじゃないかなぁ、的にしていいのかなぁ;
 九兵衛が女の子でした。…前回いい加減に書いた感想が大当たりで、本気で驚いた。
 助けに来た新八に言う九兵衛の台詞、
 「君はなんとなくわかっていたんじゃないのか 
  どんな無茶をしようが 結局最後は誰かが助けにきてくれることを
  誰かが何とかしてくれる そう思っていたからこそ
  勝ち目のない僕に戦いを挑みにきたんじゃないのか」
…これ、凄いなぁ。ちょっと前の漫画によくいた(今もいるのかな)ヒロイン達に聞かせてやりたいぞ。自分の弱さも顧みず、何の計画も立てずただ無謀に突っ走ってヒーローに迷惑かけるだけ、って造形、結構あったもんなぁ。で、そんなヒロインを好きなヒーローの価値も下がっちゃう。あんな女の子のどこがいいんだろう、ってんで。
 おまけのアンケートで、作者が父親にDQⅤのセーブデータを上書きされて怒り狂った、ってエピソードが紹介されてました。せめてファイアーエムブレムじゃなくてよかったねぇ、と言ってあげたい。私のカセットにも、奇跡のように強くなったドーガとゴードンの足跡が、未だ消せずに残ってます(笑)。
 以前、友人まいさんと話してて気がついたのですが。…「銀魂」って基本コンセプト、「るろうに剣心」と一緒かも。お妙ちゃんが薫、新八が弥彦。攘夷戦争に敗れて、せめて自分の周りのものだけでも守ろうとしている。アレンジで随分違うものだけど(笑)。
 …ってことはこれも「時代もの」かもしれませんね(笑)。