読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

キノの旅Ⅴ─the Beautiful World─ 時雨沢恵一著/黒星紅白イラスト メディアワークス電撃文庫 2002年

 シリーズ五作目。ネタばれあります、すみません;

「あの時のこと」‥キノと一緒に旅をしたい、とねだる子供の正体。
「人を殺すことができる国」‥その国に入る前にキノと出会った男は、キノも殺そうとする。…これは
             オチが判ったなぁ。
「店の話」‥大草原の真ん中にある店が売っていた品とは水素爆弾だった。
「英雄達の国」‥廃墟の中、七人の男からキノは命を狙われる。
「英雄達の国」‥射撃施設の充実した国で、キノはライフルを貰う。そこで、行方不明になった七人の
       英雄達の話を聞く。
「のどかな国」‥シズと陸が訪れたのはのどかで平和な国。永住を考えるシズの前に轟音が響く。採石
       場の上にあるこの国に、穴が開いた音だった。
「予言の国」‥次の満月の日の朝に国が滅びると言う予言のある国。予言の成就は無かったかに見えた
      が、キノが国を出る際、偵察に来ていた隣国のスパイから襲撃の計画を聞く。
「用心棒」‥キノの師匠と相棒が、あるトレーラーの用心棒を務める話。トレーラーの中味と師匠の雇
     い主は。
「塩の平原の話」‥どこまでも続く塩の原で、キノは襲撃を受ける。
「病気の国」‥何もかも清潔な国で、不治の病に罹った少女はキノに、開拓地にいる少年への贈り物を
      託される。
「夕日の中で」‥自然の風景を鬱陶しいと感じる人が多い中、美しいと思う監視員の話。

「あとがき」ならぬ「おとがそ」は(もう原形ないよ・笑)作者と自称キノとの会話。時雨沢さん、キノのネタ詰まって来ましたか?(笑)