読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

マリア様がみてる~いばらの森 今野緒雪著/ひびき令音イラスト 集英社コバルト文庫 1999年

 「マリみて」シリーズ第三弾。二学期末試験からクリスマスまでの出来事と、今の「白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)」の二年生の時の物語。
 試験中に出版された少女小説が、一年生の一部で密かに話題になっていた。舞台がリリアン女学園そっくりで、二人の少女の間の恋愛が描かれている自伝的小説だと言う。そのうち、作者は「白薔薇さま」こと佐藤聖らしい、という噂まで流れ始めた。由乃祐巳は事実を確かめたいが、祥子や令は乗り気ではない。やがて、白薔薇さま本人から自身の過去が語られ始める。…
 白薔薇姉妹はやっぱり好きです。「段カット」って言葉、久しぶりに目にしました。懐かしいな~(笑)。「少女小説におけるイラストの重要性」なんて解説が、少女小説の中で語られるとは思いもしませんでした。祐巳ちゃんが「ボーイズ・ラブ」という単語を何の疑問もなく使ってることもちょっと驚き。純粋培養のお嬢様でも、知ってる言葉なんだ~(笑)。
 中学、高校の先輩ってのは本当に不思議な存在。何年経っても心理的に自分の上にいる。浪人とかすればいきなり大学で同学年になるのにね。白薔薇さまの「たった1,2年先に生まれただけ」っていうセリフも、自分が上の立場になってみればそうなんだけど、下級生からするとその差は絶対。自分が上級生になった時、「あの先輩に追いつけてる気が全然しない」っていうのはすごく思ったなあ。
 アニメでは白薔薇さま、確か豊口めぐみさんでしたね。一話目の「賭けをしましょう」ってセリフ廻し、今でも耳に残ってます。声質とかは役に合ってたと思うんですが、貫禄が足りない; 紅薔薇さま篠原恵美さんとか先代白薔薇さま高山みなみさんはまさしく「先輩」でした。「惜しい、10年後だったら;」ってテレビの前で思った覚えがあります。…いや、基本的に好きなんですけどね(笑)。