読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

彩雲国物語~光降る碧の大地 雪乃紗衣著/由羅カイリイラスト 角川ビーンズ文庫 2006年

 彩雲国シリーズ第八弾。
 ネタばれあります、すみません;
 秀麗は医師団を引き連れ茶州に戻り、燕青と合流する。医師団ができる限りの処置を執り、患者を救うのを見届けた後、秀麗は邪仙教一行の潜む榮山に向かう。その頃影月は教団に捕まり、拘束されていた。秀麗は邪仙教の頭目と相対し、患者を助ける道程で知り合った少年リオウの助けも得て無事その場を切り抜ける。だが、首都貴陽に戻った秀麗に対し、劉輝は降格の処断を告げる。… 
 香鈴、乱暴されなくてよかったねえ。年頃の娘が乱暴者集団に捕まってそう言う目にあわずにすむ、ってのは奇蹟だよ。影月はやっぱり生き残りましたね。予想はしてたけどよかった、よかった。秀麗のお相手にはお父さんからの因縁の相手・縹家がまた新しく現れたようで。しかし、茶州の引き継ぎを、言葉悪いけどいつぽっくり逝くか判らない年齢の人に頼むのはどうでしょう; 彩雲国って40代50代に有能な人材いないのかしら; 
 今回、出だし辺りはうるうる来たんですが、でもやっぱりキャラクターが喋りすぎるのはうざったいです; 仙人や特殊能力を持った人達も続々出てきました。何か「“悪魔の実の能力者”って結構いるんだね」って感じ?(笑) 普通の人達がかなうレベルの能力者であればいいんですが…。