読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

マリア様がみてる 今野緒雪著 集英社コバルト文庫 1998年

 いやあ、一度読んでみたかったんですよ。以前、「サイン会ではこのブースにだけむくつけき殿方が立ち並び、『ごきげんよう』と挨拶しあう」という噂を聞いてから!(笑)
 カトリック系の私立リリアン女学園高等部には姉妹を意味する「スール」という制度がある。上級生が下級生をよりよく導くためのもので、一年生の福沢祐巳にはまだ「お姉さま」がいなかった。憧れの二年生小笠原祥子-通称「紅薔薇のつぼみロサ・キネンシス・アン・ブウトン)」にタイの乱れを直して貰ったその放課後、祐巳は祥子からいきなり妹になるよう言われる。あまりに突然のことに拒否してしまう祐巳。文化祭の劇の主役を演じたくない祥子は、生徒会の上級生が持ち掛けた「祐巳を妹にできれば役を降りてもいい」と言う賭けに乗る。祐巳は巻き込まれながらも祥子と親交を深め、やがて祥子が主役を嫌がる理由が明かされる。…
 いいねえ、綺麗でおハイソな女の子がわさわさ出てくるのって!(笑) アニメの方も結構好きで見てたんですが(私は志摩子さんにめろめろでした。能登麻美子さんの声はこれで覚えた・笑)、字面から受ける印象は違いますね。「ロサ・キネンシス」って耳から音が入って来るのと「紅薔薇さま」にルビ振ってあるとはやっぱり違う。「そうかあ、“さま”ついてるんだあ」と感慨深かったです(笑)。登場人物が増えると誰がどの台詞喋ったのか判らなくなってちょっと読みづらかった。イラストからの印象も大きいですね。祐巳の髪が地の文では「剛毛のくせっ毛」となってるんですが、あの絵じゃそうは見えないって! あれはどう見てもストレートだよ。下手すると量も少ないかも; 
 …しかし祥子さま、ブラのサイズが65のDって…; 65は細すぎるよ、身長高そうなのに;