シリーズ12冊目。ネタバレあります、すみません;
コルを殉教者に仕立て上げようとした異端審問官ローシェと選帝侯たちの非道な計画は、空から駆け付けたディアナの協力により砕かれた。
無傷の生還という偉業は、帝国内に薄明の枢機卿の名声をますます轟かせ、コルを一目見ようとウーバンは謁見を願う者たちで溢れかえることに。コルの勤勉さがますます事態を遅らせる。
そして、多忙な兄を支えるミューリの下にも真面目で頑固なコルを説得してほしいと陳情が集まり……。
そんな中、薄明の枢機卿の暗殺計画が再び持ち上がった。世間知らずで善良な兄を守るため、ミューリはヴァダンたちと共にこっそり暗殺者集団を除去。ついでに、コルをウーバンから連れ出してしまう。
教会の過去を知るディアナから、公会議に出ること自体に命の危険があると知らされるコル。教会の地図を作るため走り回るヴァダンたち、イレニアと和解したハスキンズはウィンフィールド王の夢枕に立ち、エーブは大枢機卿団第七位のトレーノに近付く。誰もが薄明の枢機卿を守るために動き始める。… (折り返しの紹介文に付け足しました)
いよいよ人物紹介のページが欲しいこのシリーズ、誰が誰か分からなくなってきました。…記憶力の低下が憎い;; 下巻まで内容覚えておけるかしら;;
とはいえ、今回特に発展があった訳ではなく、コルたちの置かれている状況説明がメインでした。いかにあの二人が周囲に愛されているかよく分かりましたとも。あと、ミューリ、案外有能だったんですね。(←失礼;)
いよいよ二人の行く先、分かれ道が見えてきたような。本人たちも自覚し始めたようです。
覚えておくべきは遥か東方で発見された神の錫杖、聖遺物についてでしょうか。
下巻に続きます。