読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

宝石商リチャード氏の謎鑑定 再開のインコンパラブル 辻村七子著 集英社オレンジ文庫 2024年

 シリーズ14冊目。 ネタバレになってるかも、すみません;

case.1 ダンサーとナワラタナ
 10月の終わり。みのると正義、リチャードが暮らす部屋にヨアキムが押しかけて来た。本人は否定するが、ジェフリーとの関係に蟠りがあるらしい。
 みのるは自身の将来について絶賛悩み中、そんな中 真鈴は、学習発表会のダンス指導をヨアキムに依頼する。当日集まったのは真鈴とみのるのみ、だがヨアキムは全てを承知で、発表会にも顔を見せなかった。

 case.2 ギターとマスターストーン
 良太のお姉さんから呼び出されたみのる。一緒に暮らしている正義やリチャードについて問いただされ、不穏な雰囲気に。一方、真鈴はヨアキムや謎の占い師から、正義への告白を後押しされていた。その物言いには何だが含みがあったけれど。

Inttermisson 宝石の歌
 オペラハウスでの観劇の後、パパラッチに盗撮されたジェフリーとヨアキム。翌日の朝早く、ヨアキムはジェフリーの傍を離れる決意をする。

case.3 タンゴ・コモ・ラーヴァ
 神立屋敷での大掃除のバイトに参加したみのる、良太、真鈴の三人。真鈴はオクタヴィアと再会して意気投合、だが正義とリチャードの関係も知ってしまう。リチャードとの無言のダンスの後、屋敷を飛び出してしまった真鈴。彼女を元気づけたのは、謎の占い師だった。

case.4 再開のインコンパラブル
 ヨアキムはジェフリーと会い、みのるたちの部屋を出ていくことになった。どうやら何らかの解決を見たらしい。みのるは入院中の母と面会し、将来について少し答えが出せた気がする。そんな中 正義に、染野閑の消息が判明したとの連絡が入る。

extra case. 短い休暇
 みのると出会う前のこと。正義とリチャードは休暇としてパリに出向いた。でも二人とも、何をしていいか手持無沙汰。新しい関係に踏み出す一歩手前に、二人に入った情報は…。

 二人の世界への偏見が明かされる今巻。…というか、こういうことも書く作品だったのかぁ。何かさっくり触れずに進むと思ってました。
 しかし正義とリチャード、この二人、どれだけ純粋で可愛いのやら!(笑) 「俺の人生の一番いい時を…」のあたりの遣り取りは、これはもうピュアすぎて、ファンの人たちはもだもだしたでしょうね。『短い休暇』の様子を見るにつけても、こりゃまだ何も起きてないな。(←おいおい;)
 ほかほかの朝ごはんの歌の原曲は何なんでしょう、次で明かされるのかしら。
 どうやら正義とみのるの父親が見つかったようです。次巻に続きます。