『涼宮ハルヒ』シリーズ13冊目。ネタばれになってるかも、すみません;
「勇者ハルヒよ」気づけば王宮にいた俺たちは王様から邪悪な魔王を倒すよう依頼され――って、ちょっと待て、この『世界』は何なんだ?
わけが解らないまま朝比奈さんの魔法が炸裂して任務達成かと思いきや、長門の「ミッションインコンプリート」の呟きとともに宇宙空間へ飛んだかと思うと舞台は西部劇、禁酒法時代、海賊船でスペイン艦隊とやりあい、果ては神話世界 トロイア戦争の真っただ中へ――。
これはいったい誰の仕業だ。俺は本当に俺なのか、元の世界に帰りたいけど、元の世界にももしかして「俺」は居るのか? そしてハルヒ、今度のお前は何を想っているんだ?
最終的にNPCまで味方につけて、長門に神性が宿る。ますます強大になるハルヒのパワーの方向を、キョンは示唆する。… (裏表紙紹介文に付け足しました)
見事だなぁ。なんでもありの世界、パロディとして書かれた作品かと思いきや、最終的に「ハルヒ」の世界に繋げて収束した。
結局 何者の仕業なのかは分からないままですが、それも気にならない爽快感。「第三者って誰にするんだ?」と思ってたら、そうか、その手があったか、と膝を打ちました。確かに、五人との距離が絶妙だわ。
途中、長門有希のイラストに違和感があったのですが、あれ、軽いネタバレでは…(苦笑;)。
さて、異世界(?)から連れてきたフクロウは、次からも活躍するんでしょうか。
次巻に続きます。