シリーズ13冊目。
case.1 小旅行とビカリア
五月、正義の運転でみのる、良太、真鈴の三人は岡山のビカリアミュージアムへ。案内してくれたのは正義の友達だという谷本晶子さん。化石掘りを楽しむみのる達に対し、真鈴はどうやら正義と谷本さんの関係が気になる様子。
case.2 茅ヶ崎とシーグラス
夏休み五日目、みのるは初めての海水浴に。浜辺で目を引く正義やリチャードは周囲の視線を意に介さず、みのるに掛かり切り。潮干狩りでついでに自由研究を済ませていると、必死で落とし物を探すカップルに出くわした。シーグラスのペンダント、男性から女性への初めてのプレゼントだという。
case.3 関羽と紅珊瑚
八月、みのるは日本語の宿題に四苦八苦する林くんと一緒に、図書館で勉強することに。林くんにはお目付け役としてヒロシと名乗る男もついて来た。
関帝誕の日、横浜中華街の林くんの実家に招待されたみのるたち。ヒロシさんと正義、リチャードはどうやら面識があるようだ。たらふくもてなされた後、みのると林くんはヒロシさんさんとお祭りに繰り出す。
case.4 体育祭とパリュール
夏休み明け、真鈴が歯を食いしばって何かに耐えている様子。弱音を吐けない真鈴に神立屋敷で事情を聞いてみると、どうやら体育祭のコスプレリレーで意に沿わない衣装を提案されているらしい。話を聞いたリチャードは、この屋敷にあった豪奢なドレスを持ち出し、真鈴に、着てみないかと推奨する。
case.5 舞踏会とシャンデリア
不審者に追われていると勘違いしたみのると良太は神立屋敷に逃げ込み、さらに屋根裏に這い上がった。そこで見つけたのは無数の仮面や仮装と、深紅のシャンデリア。母親との面会が延びて落ち込んでいるみのる、その素振りもストレートに表さないみのるに、正義は仮面舞踏会の開催を提案する。
エピローグ
パーティーが終わった神立屋敷で。正義とリチャードが二人で過ごす中、玄関に人影が。現れたのはヨアキムだった。…
真鈴ちゃんの物言いは、そりゃ反感買うよなぁ、とちょっと思ってしまいました。チャイナかメイドかゴスロリ、イヤか?そんなに?? 露出に問題あるならブラウスは自前にするとかペチコート着るとかしてさ、可愛いと思うんだけど。
みのるに様々な経験をさせて成長を促す、『プリティ・ウーマン』(私は『マイ・フェア・レディ』は好きではないのであえてこちらを言う)的なシンデレラ・ストーリー。それは読んでて爽快なんですが、「やっぱりお金があるって大切だよなぁ」と変な所でひねくれてしまいました。あと、やっぱりみのるの性格が、中学一年にしては幼い気がして仕方がなかったですねぇ。
さて、ヨアキムの登場でこの巻は終わり、ヴィンスもオクタヴィアも日本に揃っています。次巻に続きます。