アン16歳、プリンス・エドワード島の教師に。ギルバートと村の改善協会を作り、マリラが引き取った双子を育て、夢を抱いて誠実に生きる。ミス・ラヴェンダーの恋、ダイアナの婚約、アンの旅立ち。
英文学からの引用を解説。日本初の全文訳・訳注付『赤毛のアン』シリーズ、幸せな生き方をさわやかに描く、青春と希望の第二巻。 (裏表紙紹介文より)
…いいのか私、これに手を出すと続刊全部読むことになるぞ、と半ば怯えながら手に取りました。
『アンの青春』は『赤毛のアン』ほど読み返してはいないので、村岡花子版もそんなには覚えておらず、改めて比較しながら読むということもせず、そうそうこんなエピソードあったなぁ、と懐かしく思いながら読みました。
マリラとの関係も対等のようになっていて、友達同士のよう。今にして思えば、アンまだ16歳なんだよなぁ。そういえばミス・ラヴェンダーの収入源は何だったんだろう、と思ったり(苦笑;)。45歳で髪が真っ白、って元々色の薄い髪色だったのかしら。デイヴィの疑問のあれこれは、キリスト教に詳しい人からしたら噴飯ものなんでしょうね。今回、このあたりの訳注もとても詳しかったです。
さて、次巻はどうしましょう。全巻読むのかなぁ、私…。