読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

NARUTO ーナルトー 巻ノ十一~十五 岸本斉史著 集英社ジャンプ・コミックス

 湯治場で会ったガマ仙人自来也は、大蛇丸が施したナルトへの封印を解き、改めてナルトに九尾のチャクラをも利用する方法や口寄せの術を伝授した。
 疲れ果て眠るナルト。そこで同じ病院に入院するリーを殺そうする我愛羅と遭遇、我愛羅の生まれを聞き、自分との共通点と相違点に戦慄する。
 いよいよ中忍選抜試験、最終試験・本戦。ナルトは日向ネジと対戦、分身の術でネジに相対するが反対に点穴を封じられてしまう。語られる日向分家の宗家への役割、それにより殺されたネジの父親の運命。ナルトは九尾のチャクラを呼び出してネジに勝ち、運命を変える力を証明した。
 次の試合、カンクロウは自らの技を衆目に晒すことを拒んで棄権。予想外のスピードで進む試験、シカマルは影真似の術を駆使してテマリを追い詰めるが、勝利目前でギブアップする。
 そして、サスケ対我愛羅。カカシとの修行でリーの体術を身に着けたサスケは我愛羅を攻撃。我愛羅は”絶対防御”の砂の球へ身を隠し、サスケはその球へ千鳥と呼ばれる突き技を入れる。砂球から姿を現す我愛羅。そこで会場中に幻術が施され、巨大な大蛇が里を襲う。風の里の砂忍は大蛇丸と組んで、木ノ葉の里を崩そうと計画、実行に移したのだ。
 完全憑依体への変化途中だった我愛羅を連れて、逃げるテマリとカンクロウ、追うサスケ。幻術にかからなかったサクラも、カカシの命を受けてナルト、シカマルと共に後を追う。追手の足止めとしてシカマルが残り、別にサスケを追っていたシノがカンクロウを倒す。我愛羅はその間も変貌を続け、どんどん異形、巨大に。サスケはもう一度千鳥で対峙するが、呪印も発動して倒れてしまう。間一髪、ナルトとサクラが間に合い、サクラはサスケを庇う。その姿に、幼い頃自分の面倒を見てくれた夜叉丸を思い出す我愛羅。とうとう我愛羅は眠りに入り、自分に憑依する砂の守鶴に意識を渡す。ナルトは口寄せの術でガマ親分を呼び出した。
 木ノ葉の里では、大蛇丸三代目火影を捕獲。大蛇丸は初代と二代目の火影を呼び出して、三代目火影と戦わせる。三代目は自分の命と引き換えにして、大蛇丸の魂を封印しようとしていた。…

 大蛇丸って男だったの?? 女性だと思ってました!! 声くじらさんだったし!
 ここら辺はアニメで見てたんですよね~。この頃、森久保祥太郎さんは確か直情傾向な役を多く演じてらして、「この人バカ上手いなぁ」(←おい;)と思ってたら『ナルト』ではシカマルで、「賢い役してるやん…!」(←おい;;)と感動した覚えが。(←上からですみません、褒めてます;;)
 ナルトと対照的に描かれる人物が次々に出てきますね、ネジと我愛羅と。サスケの過去、お兄さんとの因縁も少し描かれました。大蛇丸の目指すものが不老不死であることも判りましたが、三代目が身を挺して止めようとしています。三代目、やっぱり強かったんだなぁ。助っ人に自来也も現れました。
 次巻に続きます。