読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

おおきく振りかぶって 33~35巻  ひぐちアサ著  講談社アフタヌーンKC

 ネタばれあります、すみません;

 年末、来年度を見据えて中学校にスカウトに回るモモカンと野球部員たち。「モモカンのために勝ちたい」との花井の言葉に田島は動揺、泉に相談を持ち掛ける。結果、「部内恋愛禁止」令が発動する。

 年末、郵便局のバイトを終え、それぞれのお正月を過ごして初練習の前にみんなで初詣。ピッチング、バッティング、守備といつもの練習に加えて審判員からの講習も受ける日々。高校入試期間は何グループかに分かれて、強豪チームの見学に行くことに。

 他校のチームの練習を見て指導者からの話も聞いて盛り上がり、その後の予定が狂ってしまった。みんなで少し遊ぶ筈だったのに行けなくなって、三橋はがっかり。野球一辺倒の阿部には理解し辛い感覚だったが、それなら代わりのイベントを、と100キロ行軍を思いつく。目的地は三橋の田舎 群馬、いきなりな展開に慌てふためく泉の前で、あれよあれよと計画が立って行く。…

 浜田くん、一体どういう経緯で留年したんだ?(笑) 一端が明らかになって、ますます気になったぞ(苦笑;)。恋愛沙汰にはほとんどの部員が目覚めてない様子、花井くんのは本当に違うのかな? その点で言うと阿部くんもちょっと怪しそうな…。
 後輩をスカウトしにいく「2割の余力」のくだりは、社会に出てからも通じるんですよね。でも結局人数ギリギリで回すことになるんだけど。
 ピッチング、バッティングの講座も相変わらず丁寧、でもこれこの連載中にも理論は変わって行ってるんじゃないかしら、とふと疑問に思ったり。何しろ長いからねぇ(笑;)。
 35巻の他校訪問のあたりは、多少ごっちゃになりましたよ、これ今どこの高校のことを描いてるんだっけ、ってなもんで(苦笑;)。監督やコーチの談話については、高校一年生にここまで話すか??と多少違和感を感じつつ。実際に作者が取材したんでしょうけど、それは相手が大人だから話してくれたんじゃないのかしら。掃除の大切さは他でも言いますよねぇ、本当なのかなあ、私 整理整頓苦手なんでやりたくないなぁ。(←こらこら;)
 巣山くんの特技「料理」も明らかになりました。80キロ行軍ではお弁当持って来てくれるのかな。後輩も有望なのが入って来てくれるのか。
 次巻に続きます。